OB・OGの紹介

河合塾美術研究所出身で、さまざまな領域で活躍されている、先輩方からのメッセージです。
美術・デザインを学び、どのような仕事や活動をしているのか?受験時代の思い出は?
一人ひとりの生き方が“作品”のように魅力的なものです。

横山 奈美 さん

油絵専攻

画家

横山 奈美 さん

赤尾 真代 さん

日本画専攻

イラストレーター

赤尾 真代 さん

鈴木 一太郎 さん

彫刻専攻

彫刻家/名古屋大学付属中学校非常勤講師/金城学院中学校・高等学校非常勤講師

鈴木 一太郎 さん

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はじめまして。私は現在、画家として制作活動をしています。時々高校の講師や、大学の非常勤講師の仕事もしています。画家と聞いてもピンとこない人もいると思います。河合塾美術研究所に入る前の私も、画家の道を選ぶとは思ってもいませんでした。
中学・高校ではとても内気で何にも熱中できなかった私に、河合塾美術研究所は少し自信を与えてくれた場所でした。描くごとに手応えがあり、もちろんうまく描けなくて涙を流したこともありましたが、自分が納得できる作品ができたときは高揚感があったことを覚えています。先生方は、頻繁にアドバイスするよりもその生徒が自分で気づくまで待ってくれたり、答えは言わないけれど答えに辿り着けるような一言を仰ってくれました。私にはその答えを自分で探すスタイルがとても合っていて、基礎的なことを学びつつ、自分の好きな色、描き方、質感などこだわりを持つことができました。それが自信につながったのだと思います。
現在は一つのシリーズとして静物画を描いています。それは、大学のときに絵画の技法や描画材など試してみて、予備校で描いた静物画を油彩で描くという私の絵画の原点にもう一度戻ってみようと思ったのがきっかけでした。予備校での作品が原点だと思えたのも、ただ習い事として絵を描いていたのではなく、自主的に作品として取り組めていたからだと思います。河合塾美術研究所で、ぜひ譲れないこだわりを見つけて欲しいです。大学ではそのこだわりがとても大切になってきます。画家になっても同じです。自分で納得できる作品を描けるようお互い頑張りましょう!

作品

  • 作品

Photo by Tetsuo Ito

経歴

愛知県立芸術大学大学院 油画専攻修了
2003年度 基礎高1・2年専科 / 2004年度 油絵専科 / 2005年度 油絵本科
聖マリア女学院高校出身

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2007年に東京芸大の日本画専攻を卒業し、会社員を経て今はフリーランスのイラストレーターとして活動しております。
大学の4年間は本当にあっという間で、今は日本画をまったく描いていないせいか当時どんな授業を受けて講評会で何を言われていたか、ほとんど忘れてしまいました。ですが、それよりも短い河合塾時代に言われたこと、学んだことは驚くほど体に染み着いています。毎日ひたすら絵を描いて山ほど指導される日々は、ありそうで無いとても充実した時間でした。
河合塾を卒業してもう10年以上経ちますが、今でも仕事中絵を描いていると
「赤尾~ちょっと下がって」
「ここアリさん歩いていけるかい?」
「自分が教授だったらこの絵合格させるの?」
などと先生の声が聞こえます。あっ引いて見ないと…と我に返り、アリを歩かせ、教授になって審査しています。
イラストレーターは画家と違い、注文主がいてその希望通りに描くという仕事がほとんどです。フリーランスなので「なんでも描きます」とは言うものの、予想もつかない媒体やさまざまなタッチ等あらゆる要求に応えるのはとても大変で、毎回てんやわんやしながら描いています。表現方法をいろいろと変えるには、基礎の土台がしっかりしていることが不可欠です。河合塾で学ぶことは大学入試のための技術と思われがちですが、振り返ってみれば本当に学んでいたものは、大学卒業後も一生使えるこの土台づくりだったなと思います。
そして、土台づくりと共にやればやっただけ身になることを実感できたのも貴重な経験でした。社会に出て、世の中にはなんだか凄い人達が思った以上にたくさんいて途方に暮れてしまいますが、この時叩き込まれて必死でつくった土台の上で、今後も必死にもがこうと思います。いつも親身にサポートしてくださった先生方や周りの環境、両親に改めて感謝しています。

作品

  • 1.映画「トリック劇場版 ラストステージ」/ポスターイラスト ©2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会 2.テレビ東京/勇者ヨシヒコ LINEスタンプイラスト ©「勇者ヨシヒコと導かれし七人」製作委員会/TV TOKYO Communications 3.ゆず DVD/Blu-ray「LIVE FILMS TOWA-episode zero-」ジャケットイラスト ©SENHA&Co. 4.講談社/「匿名芸術家」著:青木淳悟 装画

1.映画「トリック劇場版 ラストステージ」/ポスターイラスト ©2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会
2.テレビ東京/勇者ヨシヒコ LINEスタンプイラスト ©「勇者ヨシヒコと導かれし七人」製作委員会/TV TOKYO Communications
3.ゆず DVD/Blu-ray「LIVE FILMS TOWA-episode zero-」ジャケットイラスト ©SENHA&Co.
4.講談社/「匿名芸術家」著:青木淳悟 装画

経歴

東京芸術大学 日本画専攻卒業
1999年度 基礎高1・2年専科 / 2000年度 日本画専科 / 2001年度 日本画本科
金城学院高校出身

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高校を卒業し浪人生活をどうするか考えていたときに、河合塾の先生に誘っていただいたときのことを覚えています。今でも自分には美術の才能がないと思うことがあるのですが、当時は特に思い悩んでいました。
河合塾で学んだことは、作品をつくるうえで重要なことは才能ではなく、自分が何を考えていて何を表現したいのかということを知ることです。一緒に学んだ仲間や、先生たちの個性が強烈で、考え方や感じ方が自分と全然違うことに驚きました。一人ひとりがこんなに違うのなら、他人と才能を競っていても仕方がないと思い、自分自身の中にある本当に表現したい思いを深く見つめることができるようになりました。
そうして自分のやりたいことを追求するために作品をつくるようになると、自然と技術が身についていく実感がありました。そのときに身につけた技術に今でも助けられることがたくさんあり、その重要性を強く感じます。厳しくも親身に、そして温かく見守りながら指導してくださった先生たちに本当に感謝しています。
僕は今でも自信がありません。受験に向けて自分に自信が持てない人もいると思います。しかし、あなたが思っている以上に他人はあなたに興味がありません。他人と比べることをせずに、自分を見つめてみてください。

作品

  • 1.Leo1 2.award 2013 3.卒業作品

1.Leo1
2.award 2013
3.卒業作品

経歴

愛知県立芸術大学 彫刻専攻卒業
2007年度 彫刻本科
加納高校出身

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山田 だり さん

デザイン・工芸専攻

イラストレーター/東京芸術大学美術学部 デザイン科・教育研究助手

山田 だり さん

樋口 拓 さん

デザイン・工芸専攻

東京芸術大学美術学部 工芸科陶芸研究室 教育研究助手

樋口 拓 さん

小野部 遥 さん

美術総合・京都芸大専攻

パッケージデザイナー

小野部 遥 さん

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小学生の頃から、時間割のすべてが図工の授業だったら良いなと思っていたので芸大に行きました。高校2年のときまで、大学は3年間だと思っていたので、4年間あると知りとても喜んだのを覚えています。結局、大学院まで進み、助手で大学に残って9年目です。
受験生のころ、将来やりたいことが決まっておらず、デザイン科に入学しました。いろいろなことができると思ったからです。入学後は立体、映像、空間作品もつくりましたが、結局今は小さいころから描いていたイラストを仕事にしています(とても幸せです)。美術への門を開いてくれた河合塾にはとても感謝しています。
最近は「何をやりたいか」より「どう生きたいか」という言葉を大切にしています。受験で辛いとき、何かのきっかけになればと思います。ともあれ、周りの大人たちを見ているとこの業界は本当に体力勝負なので、からだを大切に、頑張ってください!

作品

  • 1.星野リゾートの人々・ホームページイラスト(星野リゾート) 2.カレンダーのためのイラスト(自主制作) 3.「帰港」(自主制作) 4.展示パネル用イラスト(花王)

1.星野リゾートの人々・ホームページイラスト(星野リゾート)
2.カレンダーのためのイラスト(自主制作)
3.「帰港」(自主制作)
4.展示パネル用イラスト(花王)

経歴

東京芸術大学大学院 美術研究科デザイン専攻修了
2006年度 デザイン・工芸専科 / 2007年度 デザイン・工芸本科
菊里高校出身

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現在、東京芸術大学工芸科の助手として勤務する傍ら、陶芸の制作、発表を行っています。「陶芸=やきもの」は、うつわといった用途として身近に存在するものから、オブジェなどアートの側面を持つおもしろい素材だと考えています。また、やきものを素材として見たときに、人の手では決してつくることのできない自然の表情を、土や、その表面を覆う釉薬から感じとることができます。僕は、そのやきものの持つ自然の表情にとても魅力を感じており、うつわやオブジェを通して伝えられるよう制作しています。自身の感性や価値観に従って制作するためには、素材に素直に向き合い、自分自身の考えを持つことが必要になります。
芸大がある上野に限らず、東京という街は芸術においても情報量が豊かです。さまざまなものを見て感じとることができると同時に、同じように自分自身の表現を発信して提供することができます。河合塾にいた頃は芸大でやきものを制作しているとは夢にも思いませんでしたが、受験勉強といえども絵を描いたり粘土でつくったりする楽しさは今も忘れることはありません。

作品

  • 1.「婚姻色_貝」 2.「婚姻色」三越×藝大_夏の芸術祭 3.「茶碗」2016銀茶会出品作品

1.「婚姻色_貝」
2.「婚姻色」三越×藝大_夏の芸術祭
3.「茶碗」2016銀茶会出品作品

経歴

東京芸術大学大学院 美術研究科工芸専攻陶芸分野修了
2006年 デザイン・工芸専科 / 2007年 デザイン・工芸本科
長久手高校出身

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京都芸大を卒業してから、パッケージのデザインなどをする仕事に就きました。パソコンでデザインを組んだり、アナログで絵を描いたりと、今まで学んできたことを生かせる仕事です。
絵やデザインをするうえで基礎となったのが、河合塾での経験です。塾に通うまでは本格的に絵を学んだことがなかったので、学ぶことのすべてが新鮮で、物の見え方が変わっていくような感じがしました。また、同世代の絵がうまい人の中で描くことで自分に足りないところがわかったり、たくさんの刺激をもらいました。河合塾で知り合った人が頑張っているのを見ると、自分もやる気が湧きました。
受験の頃必死でやった学校の勉強はすっかり忘れてしまいましたが、河合塾での日々は、今後ずっと役に立つ一生の財産だと思っています。

作品

  • 1.現在働いている会社で、デザインを担当し販売された商品です。 2.東京装画賞で、審査委員賞を頂いた絵です。会社でのデザインと平行して、イラストレーションも描いています。

1.現在働いている会社で、デザインを担当し販売された商品です。
2.東京装画賞で、審査委員賞を頂いた絵です。会社でのデザインと平行して、イラストレーションも描いています。

経歴

京都市立芸術大学 デザイン科ビジュアル・デザイン専攻卒業
2009年度 基礎高1・2年専科 / 2010年度 京都芸大専科
菊里高校出身

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五十嵐 耕平 さん

映像・アニメ・マンガ専攻

映画監督/映像ディレクター(フリーランス)/東京造形大学 非常勤講師/東放学園 映画専門学校 講師

五十嵐 耕平 さん

安藤 正子 さん

油絵専攻

画家

安藤 正子 さん

南里 康太 さん

日本画専攻

日本画家/
高度医療機器開発製造

南里 康太 さん

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高校まではひたすらサッカーだけをしていましたが、卒業する頃になって何か映像に携わるようなことがしたいなと思い何度か浪人をして東京造形大学に入学しました。
授業があって教わったり、勉強したり。たしかに大学ではそういったことが主軸なのかもしれません。でも最も重要だなと思ったのは、当たり前だけれど、いろいろな人がいて、たくさんの時間があるということです。そこで何を考えて、誰と、どんな体験をするのか。こいつ何なんだろうと言う奴と意味のない、バカらしい試みもしましたし、暇でしょうがないからと言って映画も撮りました。振り返ればこういった時間が一番有益なものだったなと思います。
かかわりもしなかったような人たちと無駄にも思える事柄に時間を費やして実践することは、自分がこれからやろうと思っても本当に困難だと思いますし、学生時代にしか訪れないのではないかと思います。

現在はフリーランスで映像のディレクターをしています。ミュージックビデオをつくったり、映画をつくったりしていますが、何か信念があってやりたいことを実践しようとすれば、おのずと新しい人に出会います。そして結局それが一番大切かもなと思ったりしています。

作品

  • おへその庭

1.長編映画『息を殺して』
 第67回ロカルノ国際映画祭 新鋭監督コンペティション 出品
 第36回カイロ映画祭 批評家週間 出品
 劇場公開作品
2.長編オムニバス映画『恋につきもの』(豆腐の家)
 ※オムニバス映画『恋につきもの』の中の一編『豆腐の家』を監督
 劇場公開作品
3.MV/ D.A.N.『POOL』
4.MV/ D.A.N.『Native Dancer』
5.MV/ Butaji『EYES』
6.MV/ [Alexandros]『Swan』
7.MV/ 毛玉『バイパス』

経歴

東京造形大学 デザイン学科映画専攻卒業
東京芸術大学大学院 映像研究科映画専攻監督領域映像専攻修了
2003年度 映像・アニメ・マンガ日曜専科
静岡西高校出身

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わたしは今、子どもを育てながら絵を描いて生きてる。

じぶんが描いたんだよって言えるような絵ができるようになってきて、展覧会したり、大学で会った人と結婚とかする前は、河合塾前のちくさ正文館とかでアルバイトしながら試行錯誤してやってた。
その前が大学生活で、6年間もよくゆっくり放牧しておいてくれたな~、って今親になってみると感謝しちゃう。ぜいたくなぼかーんとした失敗できる日々を過ごしてた。
そうしてその前に、河合塾での基礎科と油絵科の2年間があるのでした。

どうしてそこに行くことになったかというと、中学時代わたしはとっても無気力に過ごしていて、受験もせず推薦で入った先の高校では一日目で大後悔、この先3年間もこの学校で生きて行くのか、と絶望的なきもちだったのね。
でもそこに愛知芸大油絵科出身のおじさん先生がいたのでした。
今思えばあのひとは芸祭の油屋(油絵科のお店)とか大刻屋(彫刻科のお店)とかの雰囲気がぷんぷんしてたんだな。その水が合うって感じに導かれて、高2の春に河合塾に飛び込んでいったのでした。
そこでわたしは生まれて初めて本気で打ち込めることに出会っちゃった。
ともだちはみんな負けず嫌いで本気で張り合ってたし、先生はスポ根なかんじで、わたし今でも描きながら思い出す言葉あるよ、栗木先生の。
ここんとこ描かないかんな~って、うすうす気付きつつそのままにしちゃった時に言われた、「今、絵が決めてくれって言ってるのに気付かない、ばかじゃ絵は描けないからね。」っていうのとか。がーん!だよね。でも今では、わたしのだいじな宝もの。

この間とても悲しいことあった。5年前に出産した子どもの誕生日とおなじ日に、こんどはそんな悲しみがやってくるなんて、その時には想像もできないことよね。
でもさ、いま、いいことも悪いこともいろいろ思い返してみると、前がなくちゃ後が編み上がらなかったへんてこなかわいいセーターみたい。これからどんなふうになっていくのかな。人生って楽しいね。

作品

  • おへその庭

おへその庭
2010年
oil on canvas mounted on wood panel
190.0 x 140.0 cm
愛知県美術館蔵
(c) Masako Ando
Courtesy Tomio Koyama Gallery

経歴

愛知県立芸術大学大学院油画専攻修了
1993年度 基礎高1・2年専科/1994年度 油絵専科
名古屋女子大学高校出身

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2011年に愛知芸大の大学院を修了し、現在は日本画家として各地で作品を発表しています。よくある普通の絵に見えて、時代の淘汰に負けない、そんな魅力を持った作品を描けたらと思い日々絵筆をとっています。私は九州の佐賀県から名古屋の河合塾へ出て来ましたので、1年の浪人期間中は下宿をして河合塾へ通っていました。そんな浪人1年間で得た「よく観て、よく描く」と言う意識は、受験と言うよりむしろ、現在の作品制作に生きていると思います。「よく観て、よく描く」という事は、ただ観て写すという意味ではありません、あなたの眼に映った世界をどう捉えどう表現するかという事です。浪人中は、自信がついたり、自信をなくしたり、楽しかったり、辛かったり、そんな事の連続でした。でも、腐らずに世界を洞察し、描き続けて居れば成長の階段を登るその瞬間に立ち合えます。しかし怠っていたなら成長の階段を登らず見過ごしてしまうかもしれません。
河合塾にはその成長を支えてくれる講師陣、アトリエ環境があります。いつか、この文章を読んだあなたと一緒に作品を展示できる日を楽しみにしています。一緒に頑張りましょうね。

作品

  • 1.清澄 F12号 2015年 2.慈景 F6号 2015年 3.煌 F4号 2015年

1.清澄 F12号 2015年
2.慈景 F6号 2015年
3.煌 F4号 2015年

経歴

愛知県立芸術大学 前期博士課程修了
2004年度 日本画本科
佐賀北高校出身

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黒柳 奈未子 さん

彫刻専攻

彫刻家/仏師

黒柳 奈未子 さん

西村 斉輝 さん

デザイン・工芸専攻

デザイナー(tha ltd.)

西村 斉輝 さん

杉村 紗季子 さん

デザイン・工芸専攻

東京芸術大学美術学部工芸科
鋳金研究室 教育研究助手

杉村 紗季子 さん

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高校3年生のとき、ただ絵を描くことが好きで、純粋に一つのことに打ち込むことのできる環境に憧れて、おそるおそる河合塾へ通いはじめました。
そこで出会った先生や仲間たちが、とんでもない執念を持ってひたすらに形を追いかける姿を見て、ただただその迫力に圧倒されました。上には上がいることを知り、初めてもっと上手になりたいと強い感情が芽生えたことを覚えています。 河合塾に在籍していたのは、長い人生のなかで本当に短い期間ですが、今の私が作家として生きているうえで、大切な核となる部分を育むことのできた、とても貴重な時間だったと実感しています。
デッサンの描き方はもちろんのことですが、先生からはまず自分を見つめ、自分を知るということの大切さを教えていただきました。自分という人間が、いつ何に感動して、美しいと思えるのか。自分が何にこだわっているのか。自分が一体世界のどこにいるのか。毎日自問自答しながら、悩みすぎて目の前が真っ暗になるときもありましたが、迷子になると必ず先生がやってきて、その大切なスタート地点を二人三脚で見つけて送り出してくれました。そうやって得たものは、今やかけがえのないものです。
皆さんに偉そうなことは何も言えませんが、好きなことはあきらめずにチャレンジしてください。方法は人それぞれですが、疑問に思ったことは、答えが出るまで突き詰めて考え、動いてみてください。やらないよりやるほうがいいと私は思います。

作品

  • 1.「高野山金剛峯寺蔵 八大童子のうち矜羯羅童子立像 想定復元模刻」 檜、寄木造、玉眼、漆、天然顔料 2011年
  • 2.「にんぎょ」 檜、天然顔料、金泥 2015年 3.「ゆめのこ」 檜、天然顔料、漆 2014年 4.「金剛ぺんぎん」 檜、榧、天然顔料、金泥 2014年

1.「高野山金剛峯寺蔵 八大童子のうち矜羯羅童子立像 想定復元模刻」 檜、寄木造、玉眼、漆、天然顔料 2011年
2.「にんぎょ」 檜、天然顔料、金泥 2015年
3.「ゆめのこ」 檜、天然顔料、漆 2014年
4.「金剛ぺんぎん」 檜、榧、天然顔料、金泥 2014年

経歴

東京芸術大学 彫刻科卒業
東京芸術大学大学院 美術研究科文化財保存学専攻保存修復彫刻研究領域博士後期課程修了
2000年度 基礎高1・2年専科 / 2001年度 彫刻専科 / 2002年度 彫刻本科
豊明高等学校出身

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私は河合塾美術研究所に通うまで、美術の素養はほとんどなく、絵を描くことも苦手でした。しかし2年後、第一志望の多摩美術大学に合格することができました。そして現在は東京のデザイン会社でデザイナーとして働いています。
当時私が河合塾で受けた授業は予想に反して、合格するためだけの方法論を押しつけるようなものではなく、生徒をひとりのつくり手として尊重し、生徒がやりたいことを聞き、それをサポートしつつ実力を伸ばすということをしていました。そんな環境によって、私はなんのために美大に行きたいのか、という大きな目標を常に考えさせられました。
私が大学に入って驚いたのは、大学に合格し、目標を失い、漫然と大学生活を送る学生が多くいるということです。しかしそんな中、河合塾の卒業生はもっと大きな目標を持って活動を続けていました。もちろん大学時代に限らず、社会に出た今でも、彼らの名前を本やウェブで見かけることも少なくありません。
この違いは受験の時に、合格のための勉強をしていたのか、自分のやりたいことを実現するための勉強をしていたのか、という違いが大きいのではないかと思います。
受験はあくまで通過点です。その先の夢を持ち、それを実現するために頑張って欲しいと思います。

作品

  • 1.UTme! アプリ(UNIQLO) 2.Brother PRIVIOウェブサイト 3.Geometry of Light展ティザームービー(Espace Louis Vuitton Tokyo) 4.のらもじ発見プロジェクト(プライベートワーク)

1.UTme! アプリ(UNIQLO)
2.Brother PRIVIOウェブサイト
3.Geometry of Light展ティザームービー(Espace Louis Vuitton Tokyo)
4.のらもじ発見プロジェクト(プライベートワーク)

経歴

多摩美術大学 グラフィックデザイン学科卒業
2005~2006年度 デザイン・工芸本科
名古屋南高校出身

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現在私は、「鋳造」という技法を用い作品を制作しています。「鋳造」は(金属以外の素材で)原型をつくり、型をつくり、その型に溶かした金属を流し込み(写真1)、作りたいと思った形を金属に変えていく技法です。行程や素材の多さ(触れる素材は、蝋・土・石膏・シリコン・木・金属などさまざま)と、溶けた金属がもたらす偶然性のあるカタチは、常に何か面白い発見をさせてくれます。特に最近は、一般的には欠陥や鋳造の失敗として捉えられるような、バリや欠けなど、“自分では意図していなかったけれど良いカタチ”も、作品として見せられるのではないかと考え、造形するということだけではなく、発見するということも制作の一部と捉え作品を作っています。(写真2、3)
高校3年の夏から河合塾に通うようになって、モノをじっくり観察したり、そこから何かを感じ取ることを大切にするようになりました。曇りの日の石膏像の少ししっとりとした表情・植物の美しい形・朝のアトリエの空気の色...
身近に転がっていることにいつもアンテナを張って、うきうきしていたいという気持ちは、受験時代から今も変わらず、そしてこれからもずっと持ち続けていくのだろうと思います。

作品

  • 1.学校での鋳造の様子 2.「しずむ 月の うつわ」2015年 アルミ青銅 3.「とおく の けしき」2015年 ブロンズ 4.「種の庭 -はな-」2014年 高松玉藻公園内披雲閣での展示

1.学校での鋳造の様子
2.「しずむ 月の うつわ」2015年 アルミ青銅
3.「とおく の けしき」2015年 ブロンズ
4.「種の庭 -はな-」2014年 高松玉藻公園内披雲閣での展示

経歴

東京芸術大学 美術研究科鋳金 修了
2006年度 デザイン・工芸専科 / 2007年度デザイン・工芸本科
桜台高校出身

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神谷 峻輔 さん

映像・アニメ・マンガ専攻

WEBコーダー、ギタリスト(「BOMBORI」、「バスクのスポーツ」)

神谷 峻輔 さん

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小さい頃から絵を描くのが好きで、漠然とものをつくるひとになると思っていました。
四年制大学を卒業し、ぶらぶらと生活する中、当時没頭していた写真を勉強したくて武蔵野美術大学映像学科に入学しました。
映像学科ではアニメ・実写映画・写真・パフォーマンス・CG、ありとあらゆる表現方法を自由に学べます。
自分とまったく違う興味を持った、別の技法で表現する人間が大勢いるというのはとても新鮮で刺激的でした。
そのなかで次第に写真を撮ることよりも、そういった空間を作ること、パフォーマンスに興味が湧き、卒業制作ではパフォーマンスと音楽を絡めた作品を作ることにしました。
現在はWEB制作会社で働きつつ、ふたつのバンドをかけもちながら活動をしています。
大学の4年間で学んだことは「自分が一番何をしたいか」という、シンプルな動機が一番大切だということです。
バンドで音楽を作ることは映像をチームで作ることにとても似ていて、それぞれに役割があり、そのどれもが不可欠だということです。
今の自分たちの表現したいことは何か、それに必要な僕の仕事は何か。
あとはシンプルに自分のできることをやるのみ。
ずっと作り続けていけたら楽しいだろうなあと思っています。

作品

  • 1.卒業制作「アレのための装置類」2015年 武蔵野美術大学 卒業制作優秀作品受賞、第21回学生CGコンテストノミネート 2.BOMBORI : 2011年結成。エクスペリメンタルヘヴィサウンドチーム。2014年フランスツアーを成功させ、2015年「FUJI ROCK FESTIVAL'15」に出演。各メンバーが絵画、映像、ダンス、デザイン、写真、建築などを制作する異能集団でもある。 3.BOMBORIセカンドアルバム「PRAYGROUND」CDジャケット 4.BOMBORI MV「【OFFICIAL LIVE VIDEO】BOMBORI - Land(Live at GOKSOUND)」2014年 Dir:Hikari Sakashita(BOMBORI Drumer)

1.卒業制作「アレのための装置類」2015年 武蔵野美術大学 卒業制作優秀作品受賞、第21回学生CGコンテストノミネート
2.BOMBORI : 2011年結成。エクスペリメンタルヘヴィサウンドチーム。2014年フランスツアーを成功させ、2015年「FUJI ROCK FESTIVAL'15」に出演。各メンバーが絵画、映像、ダンス、デザイン、写真、建築などを制作する異能集団でもある。
3.BOMBORIセカンドアルバム「PRAYGROUND」CDジャケット
4.BOMBORI MV「【OFFICIAL LIVE VIDEO】BOMBORI - Land(Live at GOKSOUND)」2014年 Dir:Hikari Sakashita(BOMBORI Drumer)

経歴

武蔵野美術大学 映像学科卒業
2010年度 映像・アニメ・マンガ日曜専科
時習館高校出身

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