制作力を培う
眼の前の素材に直接手を触れ、イメージや考えを形に表す。彫刻とは自らの想いを現実に存在させようとする芸術です。制作を通して、美しさを学ぶとともに見えない内側にも大切な意味を探しながら、観察力、感受性、表現力を育てていきます。このアトリエから、一人ひとりの可能性を広げ、大学進学と先につながる「ものづくりするための制作力」を一緒になって培っていきます。
授業日 | [月~金]9:30~16:30 |
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彫刻本科では高卒生を対象に、一人ひとりの創造者としての感性や姿勢をはぐくみながら、芸大・美大合格をめざしてデッサンと塑造を軸に学んでいきます。豊富な入試情報とモチーフを用いた幅広いカリキュラムで、立体表現に興味を持つ初心者から経験者まで対応します。
授業日 | [火~金]17:30~20:30 [日]9:30~18:00 |
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彫刻専科では主に高3生を対象に、観察することを基本にしてデッサン力、塑造力の向上、制作を通じて彫刻への理解と表現する楽しさを大切にしたカリキュラムが展開していきます。立体表現に興味を持つ初心者から経験者まで、個々のキャリアに応じた丁寧な指導を行います。
授業日 | [火~金]17:30~20:30 [日]9:30~18:00 |
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彫刻高2専科では主に本格的に彫刻を学びたい高2生を対象に、観察することを基本にしてデッサン力、塑造力の向上、制作を通じて彫刻への理解と表現する楽しさを大切にしたカリキュラムが展開していきます。立体表現に興味を持つ初心者から経験者まで、個々のキャリアに応じた丁寧な指導を行います。
授業日 | [日]9:30~18:00 |
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彫刻日曜専科は、遠方のため平日の通塾が困難な高3生を対象に、専科に準じた内容を効率よく学んでいきます。立体表現に興味を持つ初心者から経験者まで、個々のキャリアに応じた丁寧な指導を行います。
授業日 | [日]9:30~18:00 |
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彫刻高2日曜専科は、遠方のため平日の通塾が困難な高2生を対象に、専科に準じた内容を効率よく学んでいきます。立体表現に興味を持つ初心者から経験者まで、個々のキャリアに応じた丁寧な指導を行います。
東京芸術大学
彫刻科
名古屋高校出身
試験当日、その一枚で合否が決まる。その日、自分がどれだけ描けばトップに入れるのかを常に把握して、どんなコンディション、思いで作品をつくれば良い作品がつくれるのか、また悪い制作だった時はそれがなぜなのかを毎日のデッサンや塑造でシュミレーションしておくこと。当日冷静に成功できるプロセスが持てるよう取り組んでください。
愛知県立芸術大学
彫刻専攻
尾北高校出身
河合塾彫刻科という空間は大好きな居所でした。この彫刻科だったから今の私がいるし、成長していけました。受験期は良い制作が続くこともあれば、気持ちが向かないこともあると思いますがそんな時はいろいろなやり方で自分の状況を良くしようと試みてください。先生方は必ずどんな時だって味方でいてくれます。最後まで自分なりに走り抜けていってください。
東京芸術大学
彫刻科
東邦高校出身
河合塾美術研究所には中学生のころからお世話になっていて、基礎中学専攻時に、先生から「一つひとつの仕事に命を懸けなさい。」と教わり、その教えは現在に至るまで自分のモットーとして大切にしてきました。高一から彫刻科に入塾し、受験や彫刻作品をつくるうえでの精神力を学びました。今後の制作活動に生かしていきたいと思います。河合塾生でホントによかった!!
金沢美術工芸大学
彫刻専攻
起工業高校出身
僕は、1年間ではなかなか国公立大学合格は難しいと学校の先生に言われていました。実際、一次試験でうっかりミスをしてしまいましたがなんとか立て直し通過し、二次試験では自分も納得のいく作品をつくることができました。いざという時に役に立つのは突然のミスに惑わされないだけの経験だと思いました。皆さんも全力で経験を積んで、本番で力を発揮してください。
東京芸術大学 大学院修了/東京芸術大学 彫刻科卒業
2009年度 彫刻本科
飯野高校出身
私が彫刻をつくり始めたのは今から13年前、高校1年生でした。
おそらくこれを読まれる皆さんと同じく、絵を描くことや工作することが好きで、私は彫刻の道に進みました。
今でも作品をつくる理由は“つくるのが好き”だからです。でもその内実は13年前とは大きく違うものになりました。
高校生のときの私が考えていた“つくるのが好き”は、絵を描くことや工作するという行為そのものへの興味でした。
シンプルにつくることを楽しんでいたんだと思います。でも次第に同級生と自分を比べるようになったり、他の人がつくったものへ関心が芽生え始めました。他人と自分を比べると、劣等感に駆られ、自分の個性は何なんだろうと悩んだり、つくっている以外の時間も「つくる」ことを考えるようになります。そして音楽を聴くときや映画を見るとき、本を読むとき、ご飯を食べるときにもその向こう側にいる誰かが「つくった」ものだと思うだけで身につまされて考えるようになりました。普段の食卓も自分に向けてつくられたと考えると、それまでとは違って見えます。実際に手を動かして制作する前、何気ない生活もすでに作品をつくる過程なんだ、とそのときに学びました。つくるという行為をこえて“つくるのが好き”になりました。
私は今もつくることから学んでいる最中です。でもそれはただつくることを学んでいるのではなく、作品と向き合う中での内証であり、作品を通して知り合った人たちからの学びであり、つくることを通して社会とかかわる中での学びであったりします。
自分の選んだ好きなことでも続けていくのは大変です。辛いときや挫折もありますが、絵を描くことや工作することが好きという気持ちを大切に、楽しんで美術を学んでほしいと思います。
若手からベテランまで、厳しさあり、優しさあり、笑いありの経験豊富なスタッフです。さまざまな課題を通じて、丁寧な指導を行い、志望大学合格までサポートします。