自分の可能性と向き合う。
「日本画」という言葉から、皆さんはどんなイメージを描きますか?
日本の風土や自然観、心情や感性。日本画の顔料や墨、和紙といった素材。皆さんが何に興味を持ち、どんな絵を描いていくのか…。日本画はそんなさまざまな可能性に応えてくれます。
日本画専攻では、物をよく観察することを大切にし、基礎から応用へと段階的に身につけていきます。自分の可能性と向き合う1年は、一生の記憶に残る充実したものとなるでしょう。
東京芸術大学
日本画専攻
京都芸術大学
日本画コース
加納高校出身
「受験」ということを考えすぎると苦しい気持ちになりましたが、1枚1枚を大切にし、経験を積み重ねてきました。私は2浪目で合格しましたが、この1年たくさん試す年になりました。挑戦するとバリエーションが増え、自分の安心材料にもなります。河合塾は新宿校もあるので、合同コンクール等でも刺激になります。皆さんのこの1年が人生の中で大切な1年間になりますように。
愛知県立芸術大学
日本画専攻
京都芸術大学
日本画コース
江南高校出身
僕は10月の愛知芸大一次模試で下から4番目でした。このときに、河合塾をやめてしまおうと思いましたが、先生に相談すると、「模試がすべてじゃないからあきらめるな」と言われ、そこで最後まで絶対あきらめず頑張ろうと思いました。このことがなかったら僕は絶対に合格していなかったと思います。なので、あきらめることだけは絶対にしないでほしいです。
東京芸術大学
日本画専攻
桜花学園高校出身
私は高1の2学期から日本画専科に入り、そこから受験までの期間はとても長く、誰よりも基礎を固めてから受験に挑めたと感じました。高1から受験科に行っても良いのか、アトリエ内がピリピリしているのではないかと不安な部分はありましたが、今は覚悟を決めて良かったと思います。河合塾には温かい人が多く、とても環境が良いです。早く受験科に入ることをオススメします!
愛知県立芸術大学
日本画専攻
旭丘高校出身
高2から日曜専科に通い始めました。受験直前になってやっと講評が良い方向に変わり、成長を感じることができました。現役生は描ける枚数が限られているので一つの課題を貴重な経験と考え、自分だけでなく他の塾生に対するアドバイスもノートに書き留めていました。上達を感じられず不安になることもありますが、日々の積み重ねを信じて頑張ってください。
東京芸術大学 大学院美術研究科美術専攻日本画領域博士後期課程修了
2010-2011年度 日本画本科
東邦高校出身
河合塾では浪人の2年間と、高校3年生の後期にお世話になりました。現在は、出身大学で教育研究助手をしながら、作品制作・発表を行っています。
私は高校入学時に、美術科のある高校への進学を決めましたが、その時点で、大学進学やその後の展望について明確に考えられていたかとういうと、そんなことはありませんでした。美術は、職業として成立しづらい側面を持っていますし、当時は作品を売って生きていくことなど想像できていませんでした。
大学への進学は、制作に打ち込む時間の確保を筆頭に、さまざまな面で現在の活動への足がかりとなりました。なかでも制作への刺激や美術を取り巻く環境に関する知識を得る機会を持ったということは、大きな手助けだったと思います。「作品をつくりたい」と思っている人たち(クラスメイトや教授、先輩など)と、「作品を広めたい」と考えている人たち(ギャラリストや学芸員など)、そのどちらともかかわりを持てる場は貴重でした。授業や制作のみならず、大学生活で起こることすべてが学びの対象でした。
浪人当時の河合塾の授業は、受験対策に必須なものだけでなく、対象への多角的な視点を育むための実技演習や、作家研究、時には外へ飛び出して、美術館見学などの課外授業、団体でのスポーツ大会やキャンプなども行っていました。そういった、一見不要に見える活動の中で、「絵を描くことの周り」について、認識を深めていったような気がします。
大学進学・卒業後、社会で得られるさまざまな機会は、必ずしも誰かから提供、供給されるものではありません。それでも、何か糸口を見つけて門戸を叩いていく姿勢のようなものを、河合塾での浪人時代に学ばせていただいたように感じています。
ベーシックな指導から各自の個性を生かしたゼミまで、さまざまなカリキュラムを実現するスタッフです。
過去10年間で東京芸大32名、愛知芸大68名の合格者を輩出しています。