空間の楽しさ、面白さ、奥深さへ
入試で実技を課す建築学科の最大の特徴は、建築を体験から考えていくことにあります。そこでは常に、手を動かして作品を作ったり、設計を行ったりという、実際に「生み出す」時間があるのです。
実技入試とは、そんな大学生活を送る上での準備運動です。空間という捉えがたいものを把握し、伝える力を養いつつ、自分の発想力の礎とするための練習といえるでしょう。建築専攻では、ゼロからそうした力を着実につけ、ひいては設計にもつながるような対策を行っています。
授業日 | [日]9:30~18:00 |
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A1:最大の違いは、教育における設計課題と座学(授業)の配分の違いです。美大では、設計課題が常に学生生活の中核にあり、座学(授業)をそのかたわらで受けることになります。工学部では、座学が中心となって、限定的に設計課題を行うことになります。
美大は建築設計に特化した場であり、工学部はそれ以外も含めた建築を学ぶ場です。モノをつくりながら考えていくのが美大、モノを測りながら考えていくのが工学部といえるでしょう。
A2:メリットは、モノをつくる毎日の中で学生生活が送られることです。それはまた、就職時に設計分野に進むうえで、明らかに有利な状況を意味します。デメリットは、設計以外の分野に対する発展的な研究がしにくい点です。ただし、卒業時の取得資格については両者の違いはなく、4年間で設計以外の分野についても等しく学びます。
A3:「どちらも」です。とはいえ、美大の建築では学科試験が大学入学共通テストのみの場合もあり、文系からの合格者もいる状況です。学科と実技の双方に対して、バランス良く対策をすることが重要です。
A4:あります。過去10年間で東京芸術大学の建築科に12名の合格例がありますが、現役合格は6名、現役でなくても、1年間の対策で2名が合格しています。他の大学の合格事例でも、現役合格は珍しいことではありません。
授業日 | [日]9:30~18:00 |
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A1:最大の違いは、教育における設計課題と座学(授業)の配分の違いです。美大では、設計課題が常に学生生活の中核にあり、座学(授業)をそのかたわらで受けることになります。工学部では、座学が中心となって、限定的に設計課題を行うことになります。
美大は建築設計に特化した場であり、工学部はそれ以外も含めた建築を学ぶ場です。モノをつくりながら考えていくのが美大、モノを測りながら考えていくのが工学部といえるでしょう。
A2:メリットは、モノをつくる毎日の中で学生生活が送られることです。それはまた、就職時に設計分野に進むうえで、明らかに有利な状況を意味します。デメリットは、設計以外の分野に対する発展的な研究がしにくい点です。ただし、卒業時の取得資格については両者の違いはなく、4年間で設計以外の分野についても等しく学びます。
A3:「どちらも」です。とはいえ、美大の建築では学科試験が大学入学共通テストのみの場合もあり、文系からの合格者もいる状況です。学科と実技の双方に対して、バランス良く対策をすることが重要です。
A4:あります。過去10年間で東京芸術大学の建築科に12名の合格例がありますが、現役合格は6名、現役でなくても、1年間の対策で2名が合格しています。他の大学の合格事例でも、現役合格は珍しいことではありません。
東京芸大の卒業生と現役学生によって構成されたスタッフが、初心からの実技指導にあたります。実績として、東京芸大や京都工芸繊維大など例年多数の現役合格生を輩出しています。