今まで絵の勉強をしたことがありません。初心者でも美大をめざせますか?
どんな人でも必ずはじめの一歩があります。河合塾のデザイン・工芸では初心者の方を応援します。カリキュラムとしては1学期は、基本的な課題からスタートし、道具の説明やデッサンの基本などを学んでいきます。そこから夏、冬などの講習で試験内容を意識した課題、2学期の応用課題、直前講習と、段階的に試験に対応する力を身につけられるよう指導を行っています。
デザイン?工芸?・芸大?私大?どのコースをとればよいでしょうか?
コースが多く選択の幅が広いのがデザイン・工芸の特徴でもあります。1学期の初めではコース共通の課題もありますので、まずは気になるコースから選んでよいと思います。入塾後も面談などを繰り返し、コースを変更していくこともできますので、始めてみることで自ずと進みたい方向がきまっていきます。
大学卒業後の就職先はどうなるのですか?
就職や進路に関して幅広く需要が高いのも、この専攻の特徴です。デザインは特に就職がメインになりますが、作家をめざす方や、教員や学芸員になる方、講師や絵画スクールの先生、など進路はさまざまです。専門的知識や技術を大学時代に習得して、企業への就職をめざす場合は情報収集を積極的に行いましょう。
美術大学は浪人しないと合格できないのですか?
めざす大学や学科にもよりますが、近年では各大学の倍率が下がることで現役合格の可能性は高くなってきています。
倍率が1~10倍程度の美術系大学ならば、一年しっかり対策をすれば現役合格は充分可能です。東京芸術大学は定員数が少ないことと、受験科目が多いので現役合格は大変ではありますが、問われていることと一年の中のステップで合格することは可能です。毎年必ず現役合格者はでていますのであきらめずに挑戦し、合格をめざしてがんばりましょう。
学科はどのくらい必要ですか?その対策はありますか?
実技力重視ではありますが、学力との総合バランスが必要です。合格に必要なレベルは大学によって多少違いはありますが、河合塾グループでは充実した学科のコースや各種摸試を通じて学科のレベルを把握し、志望大学に向け何がどれだけ必要かをバランスよく学んでいくことができます。
実技と学科のバランスを一年の中でしっかりと獲得していきましょう。
学科が不安です。
各大学の受験型にもよりますが、デザイン・工芸では、実技と学力のバランスが問われます。
学力強化のサポートも充実していますので、安心して実技と学力の強化に挑むことができます。
デザイン・工芸BASIC日曜専科とは何ですか?
将来の進路や大学受験校が決まっている方は、デザイン・工芸専攻を選択してください。
まだ決まっていない方は、まずはデザイン・工芸BASICからはじめてみましょう。
道具の扱い方から制作までの基礎を学んだ後、個別面談の相談を行いながら、希望に合った大学を決めることができます。
また、志望校が決まり次第、志望大学に合わせたクラスに移動し、実技力を強化することができます。
総合型選抜・学校推薦型選抜の対策はできますか?
近年、各大学ごとにさまざまな受験型が設定されていますので、総合型選抜・学校推薦型選抜を含め各自希望に合わせた対策を用意しています。
また、特別選抜で合格を得た後も、入学までの準備として実技力を上げるために授業に参加する方も増えています。
デザイン・工芸は専門的な能力を必要とされる職業となりますので、少しでも実技力を身につけることは大切ですね。
美術は好きですが、アート系・デザイン系などジャンルや進路が決まっていません。
なんとなくデザイン?と考えていますが、はっきり決まっていない状況でも大丈夫ですか?
将来のビジョンが明確に見えず進路に悩んだり、就職できるのかと不安もあると思いますが、アートやデザインの各専門講師や多くの学生講師から現場の仕事や大学状況をリアルに聞けますので、制作の過程で進路先が決まってくる人が多いです。
また実技を重ねていくうちに自身の性質や好きなことが明確になり、将来の夢も膨らんできます。
表現的な作品が描けるようになるのでしょうか?
ドローイングを中心としたカリキュラムで、段階的に無理なく自分の表現を見つけることができます。現役生でも夏期講習のころには、自然と表現への意識が芽生えてきますのでまったく心配はいりません。
やりたいことが決まってないのですが。油絵科で良いのでしょうか?
卒業制作展や作品集を見るとわかりやすいのですが、現在の油絵科の学生は必ずしも油絵を描いているとは限りません。映像表現・立体表現・身体表現など油絵科はさまざまなメディアに幅広く対応しています。
古典的絵画表現がしたいのですが?
表現とは、自分のこだわりを持った画面を作成するということです。ですから、古典的表現をしたい人は、こだわりを極めてください。河合塾美術研究所の油絵専攻においては、ドローイングからの表現と観察からの描写のカリキュラムを両方用意しています。講師に相談しながら決めていってください。
先生方の指導は厳しいのですか?
受験勉強的な実技指導ではなく、自分なりの表現を見つけていくカリキュラムですので、押しつけたり、強要したりするようなことはしていません。自分らしさを見つけるためには、第三者から強制されるのではなく、自らを解放し発見していかなければ本当の表現は見つかりません。
油絵科の学科対策はどのくらい必要ですか?
各大学によって違いがありますが、主要大学によっては実技が重視されていますので、平均点をめざす程度でも大丈夫な場合があります。多摩美大や武蔵野美大では実技も点数に換算され、学科と合わせた合計点で合否が決まりますので、より具体的に1点の重みを感じることになります。私大においても平均点以上は確保しておきたいところです。高校の授業をしっかり復習することでカバーできる範囲と思われます。
今まで絵の勉強をしたことがありません。初心者でも美大をめざせますか?
どんな人でも必ずはじめの一歩があります。河合塾の日本画では初心者の方を応援します。具体的なカリキュラムとしては基本的な課題からスタートし、道具の説明やデッサンの基本などを学んでいきます。そこから夏、冬などの講習で試験内容を意識した課題、2学期の応用課題、直前講習と、段階的に試験に対応する力を身につけられるように指導を行っています。
武蔵美大や多摩美大の学科は最低どのくらい必要ですか?
その年の受験者の点数が影響しますので最低点は変動しますが、実技が満点の場合なら学科の最低ラインは5割、できれば6割以上を目安にしましょう。多摩美、武蔵美共に実技と学科の合計点で合否が決まるため、学科の点数が高いほど有利と言えます。ただし、実際には実技の点数は満点に近い点数が必要になるため、学科の勉強と同時に実技の対策を十分行っておきましょう。
日本画科に入塾した場合、卒業後の就職先はどうなるのですか?
日本画科からの進路や就職先は、意外と多種多様なものがあります。作家をめざす人や、教員や学芸員になる人、講師や絵画スクールの先生、保存や修復の仕事なども日本画で学んだ技術を生かせます。また近年では企業からの需要も高まり、日本画で培った専門的な知識や技術力を生かしてCG映像やゲームのモデリングの制作などの仕事を行う人などもいます。印刷やデザイン、イラスト、アニメの仕事を行う人も増えています。企業への就職をめざす場合は他専攻の場合と同じく就職活動を行うことになるため情報収集を積極的に行いましょう。
美術大学は浪人しないと合格できないのですか?
めざす美術大学にもよりますが、学科のみで合否が決まる一般大学に比べると確かに現役生の合格数は多くはありません。ですが以前に比べると近年美術大学全体に現役合格者は増えているようです。倍率が1~10倍程度の美術大学ならば、一年しっかり対策をすれば現役合格は充分可能です。東京芸術大学や愛知県立芸術大学など、日本画専攻の倍率が10倍を越える大学は現役合格は大変ではありますが、近年では1~3名ほどの現役合格者がいます。あきらめずに挑戦し、現役合格をめざしてがんばりましょう。
国公立美術大学に学科はどの程度必要ですか? あまり必要ないと聞いたのですが…。
国公立美術大学のほとんどは合格者の得点状況を開示しないため明確な点数は言えません。また大学や専攻によって必要な得点には差がある状況です。目安としては、高校の勉強を大切に行い、大学入学共通テストで50%以上の得点をめざしましょう。より高い点数が必要な大学としては京都市立芸術大学、金沢美術工芸大学、筑波大学などがあります。国公立美術大学の日本画は全体的に実技を重視する傾向がありますので、実技の対策の合間に学科の勉強を継続的に行っていきましょう。志望する大学が決まっている人は、河合塾の講師に相談してみてください。「この点なら絶対大丈夫」という点は言えませんが、過去の合格者の得点から目安をアドバイスすることはできます。
愛知県立芸術大学は、愛知県出身でなくても受かりますか?
受かります。愛知県立芸術大学の対策を行っているのは主に名古屋校ですが、その中での生徒の出身県はさまざまです。比率的には愛知出身者が多いのは確かですが、岐阜や三重、静岡などの中部地方から関西、四国、沖縄までさまざまな出身県の人がアトリエで学んでおり、実力を高め合っています。合格の実力を身につければ出身県は関係ありません。
まだ志望校が決まっていないのですが、大丈夫ですか?
志望校を確定するのは受験する年度の秋~12月でも大丈夫です。総合型選抜・学校推薦型選抜で試験を受ける場合はもう少し早く決める必要がありますが、一般選抜の出願は12月以降なのでそれまでに決めましょう。志望校を決めるために、大学ごとの特色や、本人に合っていそうかどうかなども講師がアドバイスできます。
実技と学科得点のウェイトの違い(どちらが重視されるか)はどのように調べれば良いですか?
大学のHPや募集要項などで、例えば「実技1000点+学科600点(共通テスト3教科以上の合計)」などが発表されている場合があります。または、要項で「実技のみ」や「共通テストの得点で判断」など、大学によっては実技の試験だけで受けられるもの、学科の試験だけで受けられるもの、ポートフォリオ(自分の作品写真のファイル)提出や面接などで合否が決められるものなどさまざまな形があります。講師に聞いてもらえればアドバイスします。
大学の入試はどんな種類があって、何校くらい受けられるシステムですか?
最も早い試験は、総合型選抜などで早ければ夏~秋に選抜試験があります。学校推薦型選抜などは秋10月~12月に試験の場合が多いでしょう。私立大学の一般選抜は1月末~2月頭、国公立大学の一般選抜は2月~3月が一般的です。国公立大学は前・中・後に分かれており、いずれか、もしくは前・後を両方可、中期のみなど大学によって変わります。総合型選抜と学校推薦型選抜は、合格の場合は他大学受験のため辞退ができる場合とできない場合があります。国公立との併願や、一般選抜を受けたい場合などは辞退の可否を調べておきましょう。
自分は美術高校ではないのですが、実技の授業についていけますか?
半分以上が美術系高校出身ではない生徒で、合格者についても例年普通高校出身と美術系高校出身の生徒の合格割合は同程度です。美術系高校の学校数が少ないことを考えると、少ない学校数にも関わらず半分程度の合格数を占めていることは多いといえますが、普通高校の人でも実技授業をしっかり消化できれば1年で実技力が身につくよう指導しています。
日本画の授業の時間帯や種類を教えてください。
●本科(基本的に高卒生および昼間に通塾できる人)→月~金(9:30~16:30)
●専科(高校3年生)→火~金(17:30~20:30)および日曜(9:30~18:00)
●高2専科(高校2年生)→火~金(17:30~20:30)および日曜(9:30~18:00)
●日曜専科(高校3年生)→日曜(9:30~18:00)
●高2日曜専科(高校2年生)→日曜(9:30~18:00)
となります。
高校生は高校との両立ができますか? 授業開始(17:30)に間に合わない曜日があるのですが....。
多少の開始時間の遅れ(水曜は18:00になる、など)はまったく問題ありません。毎日19時を過ぎてしまうような場合は日曜専科をおすすめします。1年の途中で変更すること(例えば9月に日曜専科から専科に変える)も可能です。*変更できない月もあります。
彫刻を勉強して、将来就職できるか心配です。また、どんな就職先がありますか?
小中高の美術の教員や、各種造形に関わる分野として、CG(コンピュータグラフィックス)の制作会社、建築関係の会社やテレビ会社など、活躍の方向はさまざまです。将来、彫刻家になりたい人ももちろんですが、何をやりたいかまだ分からない人も、自分の好きなことから始めて、そこから考えていくことも充分に可能です。
部活動をしていますが、両立できますか?
両立できます。3年の引退の時期まで、どのような時間の使い方ができるのか、個別に面接し、無理なく必要なことから学べるようにサポートします。過去に部活動と両立しながら、現役合格している人は河合塾にたくさんいます。
総合型選抜を利用して受験しようと考えています。作品提出や面接が入試課題にありますが、対応してもらえますか?
一般選抜のみならず、最近さまざまな大学で多くなってきた総合型選抜・学校推薦型選抜にももちろん対応します。国公立の愛知県立芸術大学でも実施されており、受験生にとってはチャンスが広がっているといえます。作品制作やポートフォリオについてのアドバイス、また面接や小論文でもしっかり対応できるだけの力を普段の授業で培っていきます。
学科はどのくらい必要ですか?その対策はありますか?
実技力重視ではありますが、彫刻科でも学科は必要です。合格に必要なレベルは大学によって違いがあるので、河合塾の豊富なデータによって志望大学に応じた明確な目標をたてます。そして、充実した学科のコースや各種摸試を通じて学科のレベルを把握し、志望大学に向け何がどれだけ必要かをバランスよく学んでいくことができます。
芸大・美大の建築と工学部の建築はどう違うのですか?
基本的に修めるべき知識に違いはありません。しかし、芸大・美大の建築科では設計(デザイン)という観点を中心に教育が行われているのに対して、工学部の建築科では工学的な観点を中心として教育が行われているという違いがあります。具体的には、芸大・美大では4年間が設計課題の制作を中心に履修します。工学部でも設計課題は出題されますが、中心となるのは座学(授業)です。
大学で得られる資格に違いはありますか?
ありません。建築の主な資格として一級建築士がありますが、大学の建築科、建築学科で指定科目を履修すれば受験資格が得られます。また、指定科目は美大を含んでほとんどの建築科、建築学科のカリキュラムに組み込まれています。
これまで実技制作の経験がありません。1年間の対策で受験に間に合いますか?
間に合います。当科で合格を果たしているほとんどの学生は、それまで実技経験のない現役生です。3年生の春から実技対策を始めれば充分に間に合います。また、志望の大学(専攻)によっては講習主体の実技対策で準備可能な場合もあります。詳細はお問い合わせください。
文系です。建築科には進めますか?
可能ではあります。建築科を擁する美術大学のほとんどは、大学入学共通テストかそれと同等の難易度の学科試験を課しています。中には学科試験が2~3科目という大学もあり、受験科目のみで考えた場合には充分対応可能です。しかし、大学、ひいては社会に出たあとも基礎的な物理の知識は必須のものとなりますから、受験の機会を利用して高校のうちから共通テストレベルでの物理・数学を修めておくことが望ましいです。
東京芸大の芸術学科を受験するにあたって、大学入学共通テストの点数はどれくらい必要なのでしょうか?
年によって変動はありますが、傾向としては9割がボーダーラインと考えられています。
芸術学科を受験するのに、美術に関する知識は必要ですか?
(歴史:東京芸大)
文化史では、教科書に載っている知識以上のことが求められるので、ある程度の美術に関する知識は必要です。
(小論文:東京芸大・愛知芸大・金沢美大・筑波大学)
美術に関する本を読んだり、美術館に行くなどして、見聞を広めることは大切です。
芸術学科では、どのようなことを学ぶのですか?
一例として東京芸大を挙げますと、1・2年次には芸術に関する基本的な知識を身につけるため、美術史概説、美学概論などを学ぶほか、油画、日本画、彫刻などの実技系の実習も課されます。3年次からは特別講義・演習を受講し、各々の専門分野を高めます。
芸術学科を卒業したら、どのような職業に就くことができるのですか?
学芸員(キュレーター)や研究員、教員になるほか、出版社や新聞社、テレビ局、各種文化財団に就職するなど、さまざまな進路があります。
映像系学科の大学卒業後の進路はどういったものがありますか?
就職先としては広告代理店や、映像、ゲーム、ウェブの制作会社、写真スタジオなどが挙げられます。職種ではディレクター、フォトグラファー、CGデザイナー、アニメーターなどとして、テレビ、CM、MV制作に携わったり、フリーの映像作家、カメラマン、映画監督として作品を制作したりする道があります。
メディア映像クラスと、映像クラスの違いは何ですか?
メディア映像クラスでは、愛知県立芸術大学 メディア映像専攻の対策を行います。映像クラスでは、武蔵野美術大学 映像学科の対策を行います。そのほかの映像系私大(東京造形大、日芸大、立命館大、大阪芸術大、名古屋学芸大、名古屋造形大など)の対策は映像クラスで行います。
メディア映像クラスの本科、専科、日曜専科の違いは何ですか?
本科は平日午前から、専科は平日夜間から授業を行います。愛知県立芸術大学 メディア映像専攻の合格を目指す場合、どちらかを受講してください。
日曜専科は「発想構成」の課題のみを行います。推薦対策だけを希望する場合などに受講してください。
メディア映像クラスの推薦対策だけを受けることはできますか?
日曜専科で受け入れています。ポートフォリオに載せる自主制作を行っていることが前提になります。制作レベルやどのコースを受ければよいかが不安な場合、申込前に相談が可能です。電話でお問い合わせください。
まだはっきりとは志望校が決まっていませんがそれでも始められますか? またいつから始めるべきでしょうか?
美術全般に共通する基礎から学んでいく専攻ですので、志望校ややりたいことが決まっていなくても大丈夫です。進路を決めるための分野・大学紹介なども行いながら、それぞれに合った志望を一緒に考えていきます。始める時期としては、美大・芸大をめざすなら少しでも早く実技に取り組んだ方が良いと思いますが、進路決定に時間がかかったり、クラブ活動との兼ね合いなどでスタートが遅れる人も数多くいますので、どんな時期でも一人ひとりにきちんと対応します。
総合型選抜/学校推薦型選抜を受けようと思っていますが、内容やスケジュールなどの融通は利きますか?
総合型選抜/学校推薦型選抜にはいくつかの形式があり、時期や試験内容もさまざまですが、可能な限り要望に応じます。その中でデッサンなどの実技試験がある入試については、それぞれの志望校に合わせて通常授業とは別に個々のカリキュラムを作成し、対策をしています。
講習はどのようなかたちで受けるのでしょうか?
事前に面談やアンケートを通して個別カリキュラムを作成します。志望校の入試内容に即するばかりでなく、その時期の自身の状況によりベストなかたちを検討します。
学科の対策をあまりしてこなかったのですが、河合塾では学科の指導をしてもらえるのでしょうか?
本科生限定の土曜学科授業「英語・国語」や本科生・専科生(高3生・高卒生)対象の夏期・冬期特別講座「英語・国語」(要別途申込)について、大学入学共通テストに精通した実力派講師が、授業による指導のみならず、みなさんの質問にお応えします。また、全国屈指の母集団を誇る河合塾の「全統共通テスト模試」受験によって、みなさんの学科対策の成果を計り、その後の対策の指針を得ることができます。校舎(新宿校・名古屋校)によって学科講座の設置曜日や対象学年が異なりますので、詳細は、各校舎の「学科」紹介内容を参照してください。
芸大・美大受験の準備は、いつ頃から始めればよいですか?
現役合格をめざすのであれば、高1・2ぐらいで基礎力をつけ、それをベースに高3で入試課題に取り組む流れが理想的です。河合塾美術研究所・基礎専攻では、デッサンを中心に、各専攻課題を体験しながら今後学んでいく専門分野(専攻)を決め、高3受験専科で入試対策をするためのベースをつくります。
芸大・美大受験に学科はどのぐらい必要ですか?
国公立の大学は、東京芸大デザイン科など専攻によっては、大学入学共通テストで7割近く必要であると言われていて、私大(多摩美術大学、武蔵野美術大学など)の一般選抜は、総合点500点中200点が、学科(英/国)配点の目安ですので、それなりに高得点が望まれます。ともに基礎的な出題傾向ですので、高2のうちに基礎力を養ってください。
学校の部活が忙しいのですが、両立はできますか?
河合塾美術研究所・基礎高1・2年専攻では、学校の都合に合わせて授業日を選択することができます。平日は、月~金のうち2日コース、3日コースを設置しており、無駄なく効率的に受講できます。土曜日や日曜日のコースも設置していますので、平日の受講が難しい方は土曜日・日曜日で受講ができ、学校と塾の時間を無駄なく効率的に使えます。また、曜日の振り替えができるので、テスト週間中は勉強に集中することができます。(回数や申請期限など、規定があります)さらに、部活引退後のクラス変更・追加もできます。
受験専攻の選択で迷っています…
河合塾美術研究所・基礎高1・2年専攻では、デッサンと、さまざまな美術の専攻を試す機会を皆さんに提供します。実際に体験し比較する中で、適性を見出せるようカリキュラムを工夫しています。いろいろな専攻の体験をしたい方はお早めの入塾をおすすめします。また、専攻説明や、アーティストからのレクチャーなどを通して、将来のイメージづくりのお手伝いもします。
どうしたらデッサンがうまくなりますか?
「観察」「比較」「進め方の工夫」「素材の工夫」が基本です。良く対象を見て、自分のデッサンと比較する。もちろん、その際のポイントはありますので、まずは河合塾で体験してください。描き進め方の参考作品も充実しています。また、鉛筆の削り方、持ち方が不適切など、初歩的なことでつまずくこともあります。スポーツのように正しいフォームを身につけることも、意外と大切です。
一度選択したクラスは1年間固定ですか?
浪人生を対象とした昼間部の本科クラスでは、志望専攻が変更にならない限り固定となります。一方、平日夜間クラスや土曜日・日曜日クラスの対象となる高3・卒生のみなさんは、専攻によって平日コースから始め、(平日+日曜日)コースに変更することで受講日数を増やしながら一層受験対策を強化することができます。
さらに、基礎高1・2専攻コースでは、平日2日コースから始め、平日3日コースや土曜日あるいは日曜日コースを追加変更することで多くの課題に取り組むことができます。
年度の途中からでも入塾できますか?
河合塾美術研究所・基礎高1・2年専攻は、初心者にはいつでも基礎から丁寧に指導します。実技経験の度合いによって、指導を変え、対応します。始めたいと思ったときが、最良のスタートのタイミングです。
志望専攻をもう決めていて、受験対策に早く取り組みたいのですが?
高2専科に通うことを検討してください。ただ、基礎高1・2年専攻では、いろいろな素材を使ったり、あらゆる課題に取り組みます。その経験が、将来きっと役に立つとも考え、授業に取り組んでいます。どちらもおすすめです。大切なのは自分で考え、決めることです。
まったくの初心者でも美術系高校の受験は、可能ですか?
興味があることや好きなことに対して、やり方がわからなくて先に進めないことがたくさんあると思います。特に美術は、用具の使い方や描く姿勢などが自己流だと、どうしても進歩しません。まずは基礎・基本を徹底的にマスターし、応用力に展開させていきましょう。
受験はしないのですが、絵が好きです。それでも教えてもらえますか?
絵が好きという出発点から、さまざまな課題に挑戦し、満足のいく完成作品を何点も制作してみてください。また、学校での宿題、提出作品の相談にものります。絵を描く楽しさを共有しましょう。その中で、将来の美術高校受験、芸大・美大受験に興味を持っていただければ、そのサポートも万全です。
絵の用具はどこでそろえればよいですか?また、何を買えばよいですか?
近くにも、たくさんの画材店はありますが、やはり何を買ってよいかわからなくて、困ると思います。河合塾美術研究所では、長年のノウハウを生かし、さまざまな状況に合わせた画材リストを用意しています。塾内の画材店で、講師のアドバイスで購入していただければ、すぐに制作に取りかかれます。
高校受験での実技の準備はいつぐらいから始めたらよいですか?
各美術系の高校は独自の試験を課していて、それぞれ特色ある入試を行っています。多くの美術高校では、例年、夏休みに受験志望者を対象としたセミナーが実施されていますが、内容や対象者を確認し、可能な限り、セミナーに参加をおすすめします。また、高校入試では、学科試験の得点や中学の内申書評価などが加わるため、普段の学科の勉強も重要です。各高校とも、実際よりも学科配点率を高く設定していますので、普段の授業や模試を利用して客観的に学力を把握し、成績向上に努めてください。一方、実技対策については、中3から始めても間に合う場合も多いのですが、部活や学校行事などの都合がつく方は、少しでも早めに始めたほうがよいでしょう。河合塾では、合格者対談や体験授業を実施しています。不安や質問がある方は、ぜひ一度ご相談、ご見学にお越しください。
志望校別の対応をしてもらえますか?
これまでの合格指導実績を踏まえ、愛知・岐阜を中心とした学校の情報も豊富です。さまざまなニーズに対応できるよう、各自の志望校に応じて個人別カリキュラムを組み指導します。また、推薦選抜、単願、併願など、受験方式について中学校の先生や家庭で決定しなければならない要素もありますので、入試までの対策計画は早ければ早いほどよいでしょう。
高校受験での学科と実技の両立を、皆さんはどのようにされているのでしょうか?
実技や学科の習熟度には個人差がありますが、まずは目標を明確にし、教わったことをしっかりと復習していけば、実技と学科の両立は難しくはないと思います。基礎中学専攻では、長年の合格実績に裏付けられる指導ノウハウがあり、一人ひとりの状況を踏まえ、実技と学科の両立に向け、適切なアドバイスを行います。