四宮義俊さんトークイベント「多彩な活動のもとにあるもの」
Kart Invitation Program Vol. 08 四宮義俊展「描くことから始まる世界」<6月12日(月)~7月9日(日)>に関連して、四宮義俊さんトークイベント「多彩な活動のもとにあるもの」を開催いたします。
四宮さんの、日本画からアニメーションまでの広い活動の秘密を探るトークです。藝大をめざした頃から大学時代、そして、社会に出られてから活動の幅を広げた経緯を回想いただき、そこに通底する「描くこと」の大切さや意味について話していただきます。(関連画像、映像あり。)
当日は多くの聴講者が予想され、整理券を配布することといたします。以下の要項をご確認のうえ、来場くださいますよう、よろしくお願いいたします。
日時:6/18(日)14:30-16:00
場所:河合塾美術研究所新宿校
入場無料
整理券配布
時間:11:00~
場所:河合塾美術研究所1階受付カウンター
*受付でご記名願います。
*14:20開場。14:15までに必ず1階ロビーにお戻りください。
*当トークは芸大模試関連イベントで、模試受講者席が事前に確保されていることをご了承ください。
*主に会場前部ではトーク風景を撮影いたします。
*満席になり次第、整理券配布を終了いたします。そのあとは最後部立ち見か、1Fでトークライブ映像鑑賞の選択となります。
開催情報
会期 | 2017.6/12(月)~7/9(日)
10:00〜18:00(会期中無休/日・最終日は16:00まで)/入場無料 |
---|---|
会場 | 河合塾美術研究所新宿校 Gallery Kart
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-14-5 河合塾美術研究所1F |
企画 | Gallery Kart 実行委員会 |
協力 | 株式会社アートプリントジャパン 川口直樹 様 |
お問い合わせ | 0120-327-414 |
●アーティストトーク「多彩な活動のもとにあるもの」
2017年6月18日(日)14:30~16:00
場所:河合塾美術研究所・新宿校館内(当日ご案内いたします)
入場無料・申込不要
[ご案内]
河合塾美術研究所 Gallery Kart では、Kart Invitation Program Vol.8 四宮義俊展「描くことから始まる世界」および、トーク「多彩な活動のもとにあるもの」(6/18)を開催いたします。
四宮氏は、新海誠監督の映画「言の葉の庭」でポスターイラスト・背景美術に携わり、「君の名は。」で主人公の回想シーンのアニメーションを担当。ほか、本の装丁、広告、CMなど各種メディアに携わる一方で、ベースとなる日本画家としての創作では、絵画を軸に立体、映像など多岐にわたって活躍されています。
●展覧会「描くことから始まる世界」について
今回の Gallery Kartの展示は、そのようなマルチ分野で活動される四宮氏の原点となる「描くこと」に焦点を当て、「水槽の虎」などの映像作品や日本画作品「寸陰」と、作者が習慣として行っている人物クロッキーや作品化される前の手描きの下絵などを併置し、多彩な活動が、実はシンプルでありながらも膨大な「描くこと」の集積によってもたらされることを呈示しようというものです。
映像、デジタル表現または立体…作品の最終形態の多彩性とは真逆の、作家の一貫した描く姿勢を、この展示で感じていただけたら幸甚です。四宮氏が、これだけ多岐にわたる活動をされている中で、自ら「美術家・日本画家」と名乗ることにこだわる理由を、展示諸作品を通して発見できる展示となっております。特に現代の「写生帖」とも呼べるスケッチブックから精選した作品群は、本画と異なり、あまり公開されることのない、教育機関のギャラリーであるGallery Kartならではの展示です。
●トーク「多彩な活動のもとにあるもの」について
並行開催されるトークでは、日本画からアニメーションまでの広い活動の秘密を解き明かすべく、四宮氏が美術を志そうと思ったころから大学時代、そして社会に出られてからとさかのぼってご紹介いただき、そこに通底する「描くこと」の大切さについて話していただきます。
アーティスト情報/四宮義俊
- 四宮義俊/Yoshitoshi SHINOMIYA
プロフィール
1980年 神奈川県生まれ、茨城県在住。
2008年 東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程美術専攻日本画研究領域修了。
新海誠監督の映画「言の葉の庭」でポスターイラスト・美術背景に携わり、「君の名は。」で主人公の回想シーンのアニメーションを担当。ほか、本の装丁、広告、CMなど各種メディアに携わる一方で、ベースとなる日本画家としての創作では、絵画を軸に立体、映像など多岐にわたって活躍。日本画素材の原点や日本風土における作品の在り方を探求し続けている。
第15回文化庁メディア芸術祭(2012年 国立新美術館)、 緑奏 〔四宮義俊緑の仕事〕(2016年 東京国際フォーラム フォーラム・アート・ショップ内ギャラリー)など、個展・グループ展多数。