新宿校よくあるご質問

デザイン・工芸専攻

今まで絵の勉強をしたことがありません。初心者でも美大を目指せますか?

どんな人でも必ずはじめの一歩があります。河合塾のデザイン・工芸でも初心者の方を応援します。カリキュラムとしては一学期は、基本的な課題からスタートし、道具の説明やデッサンの基本などを学んでいきます。そこから夏、冬などの講習で試験内容を意識した課題、2学期の応用課題、直前講習と、段階的に試験に対応する力を身につけられるよう指導を行っています。

デザイン?工芸?・芸大?私大?どのコースをとればよいでしょうか?

コースが多く選択の幅が広いのがデザイン・工芸の特徴でもあります。一学期の初めではコース共通の課題もありますので、まずは気になるコースから選んでよいと思います。入塾後も面談などを繰り返し、コースを変更していくこともできますので、始めてみることで自ずと進みたい方向がきまっていきます。

大学卒業後の就職先はどうなるのですか?

就職や進路に関して幅広く需要が高いのも、この専攻の特徴です。デザインは特に就職がメインになりますが、作家を目指す方や、教員や学芸員になる方、講師や絵画スクールの先生、など進路はさまざまです。専門的知識や技術を大学時代に習得して、企業への就職を目指す場合は情報収集を積極的に行いましょう。

美術大学は浪人しないと合格できないのですか?

目指す大学や学科にもよりますが、近年では各大学の倍率が下がることで現役合格の可能性は高くなって来ています。
倍率が1~10倍程度の美術系大学ならば、一年しっかり対策をすれば現役合格は充分可能です。東京芸術大学は定員数が少ないことと、受験科目が多いので現役合格は大変ではありますが、問われていることと一年の中のステップで合格することは可能です。毎年必ず現役合格者はでていますのであきらめずに挑戦し、合格を目指してがんばりましょう。

学科はどのくらい必要ですか?その対策はありますか?

実技力重視ではありますが、学力との総合バランスが必要です。合格に必要なレベルは大学によって多少違いはありますが、河合塾では充実した学科のコースや各種摸試を通じて学科のレベルを把握し、志望大学に向け何がどれだけ必要かをバランスよく学んでいくことができます。
実技と学科のバランスを一年の中でしっかりと獲得していきましょう。

油絵専攻

表現的な作品が描ける様になるのでしょうか?

ドローイングを中心としたカリキュラムで、段階的に無理無く自分の表現を見つけることができます。現役生でも夏期講習ころには、自然と表現への意識が芽生えてきますので全く心配はいりません。

やりたいことが決まってないのですが。油絵科で良いのでしょうか?

卒業制作展や作品集を見るとわかり易いのですが、現在の油絵科の学生は必ずしも油絵を描いているとは限りません。映像表現・立体表現・身体表現など油絵科はさまざまなメディアに幅広く対応しています。

古典的絵画表現がしたいのですが?

表現とは、自分のこだわりを持った画面を作成するということです。ですから、古典的表現をしたい人は、こだわりを極めてください。河合塾美術研究所の油絵専攻においては、ドローイングからの表現と観察からの描写のカリキュラムを両方用意しています。講師に相談しながら決めていってください。

先生方の指導は厳しいのですか?

受験勉強的な実技指導ではなく、自分なりの表現を見つけていくカリキュラムですので、押し付けたり、強要したりするようなことはしていません。自分らしさを見つけるためには、第三者から強制されるのではなく、自らを解放し発見していかなければ本当の表現は見つかりません。

油絵科の学科対策はどのくらい必要ですか?

各大学によって違いがありますが、東京芸大に関しては実技が重視されていますので、平均点を目指す程度でも大丈夫かと思われます。多摩美大や武蔵野美大では実技も点数に換算され、学科と合わせた合計点で合否が決まりますので、より具体的に1点の重みを感じることになります。私大においても平均点以上は確保しておきたいところです。高校の授業をしっかり復習することでカバーできる範囲と思われます。河合塾では、美大学科の専門講師が万全の対策を準備していますので、短期間で効率よい準備が可能です。

日本画専攻

今まで絵の勉強をしたことがありません。初心者でも美大を目指せますか?

どんな人でも必ずはじめの一歩があります。河合塾の日本画でも初心者の方を応援します。具体的なカリキュラムとしては基本的な課題からスタートし、道具の説明やデッサンの基本などを学んでいきます。そこから夏、冬などの講習で試験内容を意識した課題、2学期の応用課題、直前講習と、段階的に試験に対応する力を身につけられるように指導を行っています。

武蔵美や多摩美の学科は最低どのくらい必要ですか?

その年の受験者の点数が影響しますので最低点は変動しますが、実技が満点の場合なら学科の最低ラインは5割、できれば6割以上を目安にしましょう。多摩美、武蔵美共に実技と学科の合計点で合否が決まるため、学科の点数が高いほど有利と言えます。ただし、実際には実技の点数は満点に近い点数が必要になるため、学科の勉強と同時に実技の対策を十分行っておきましょう。

日本画科に入塾した場合、卒業後の就職先はどうなるのですか?

日本画科からの進路や就職先は、意外と多種多様なものがあります。作家を目指す人や、教員や学芸員になる人、講師や絵画スクールの先生、保存や修復の仕事なども日本画で学んだ技術を活かせます。また近年では企業からの需要も高まり、日本画で培った専門的な知識や技術力を活かしてCG映像やゲームのモデリングの制作などの仕事を行う人などもいます。印刷やデザイン、イラスト、アニメの仕事を行う人も増えています。企業への就職を目指す場合は他専攻の場合と同じく就職活動を行うことになるため情報収集を積極的に行いましょう。

美術大学は浪人しないと合格できないのですか?

目指す美術大学にもよりますが、学科のみで合否が決まる一般大学に比べると確かに現役生の合格数は多くはありません。ですが以前に比べると近年美術大学全体に現役合格者は増えているようです。倍率が1~10倍程度の美術大学ならば、一年しっかり対策をすれば現役合格は充分可能です。東京芸術大学や愛知県立芸術大学など、日本画専攻の倍率が10倍を越える大学は現役合格は大変ではありますが、近年では1~3名ほどの現役合格者がいます。あきらめずに挑戦し、現役合格を目指してがんばりましょう。

国公立美術大学に学科はどの程度必要ですか? あまり必要ないと聞いたのですが…。

国公立美術大学のほとんどは合格者の得点状況を開示しないため明確な点数は言えません。また大学や専攻によって必要な得点には差がある状況です。目安としては、高校の勉強を大切に行い、共通テストで50%以上の得点をめざしましょう。より高い点数が必要な大学としては京都市立芸術大学、金沢美術工芸大学、筑波大学などがあります。国公立美術大学の日本画は全体的に実技を重視する傾向がありますので、実技の対策の合間に学科の勉強を継続的に行っていきましょう。志望する大学が決まっている人は、河合塾の講師に相談してみて下さい。「この点なら絶対大丈夫」という点は言えませんが、過去の合格者の得点から目安をアドバイスすることはできます。

愛知県立芸術大学は、愛知県出身でなくても受かりますか?

受かります。愛知県立芸術大学の対策を行っているのは主に名古屋校ですが、その中での生徒の出身県は様々です。比率的には愛知出身者が多いのは確かですが、岐阜や三重、静岡などの中部地方から関西、四国、沖縄まで様々な出身県の人がアトリエで学んでおり、実力を高め合っています。合格の実力を身につければ出身県は関係ありません。

彫刻専攻

彫刻を勉強して、将来就職できるか心配です。また、どんな就職先がありますか?

小中高の美術の教員や、各種造形に関わる分野として、CG(コンピュータグラフィックス)の制作会社、建築関係の会社やテレビ会社など、活躍の方向はさまざまです。将来、彫刻家になりたい人ももちろんですが、何をやりたいかまだ分からない人も、自分の好きなことから始めて、そこから考えていくことも充分に可能です。

部活動をしていますが、両立できますか?

両立できます。3年の引退の時期まで、どのような時間の使い方ができるのか、個別に面接し、無理無く必要なことから学べるようにサポートします。過去に部活動と両立しながら、現役合格している人は河合塾にたくさんいます。

自己推薦制度(AO入試)を利用して受験しようと考えています。作品提出や面接が入試課題にありますが、対応してもらえますか?

一般入試のみならず、最近さまざまな大学で多くなってきた各種推薦入試にももちろん対応します。近年では国公立の愛知県立芸術大学でも実施されるようになり、受験生にとってはチャンスが広がっているといえます。作品制作やポートフォリオについてのアドバイス、また面接や小論文でもしっかり対応できるだけの力を普段の授業で培っていきます。

学科はどのくらい必要ですか?その対策はありますか?

実技力重視ではありますが、彫刻科でも学科は必要です。合格に必要なレベルは大学によって違いがあるので、河合塾の豊富なデータによって志望大学に応じた明確な目標をたてます。そして、充実した学科のコースや各種摸試を通じて学科のレベルを把握し、志望大学に向け何がどれだけ必要かをバランスよく学んでいくことができます。

建築専攻

芸大・美大の建築と工学部の建築はどう違うのですか?

基本的に修めるべき知識に違いはありません。しかし、芸大・美大の建築科では設計(デザイン)という観点を中心に教育が行われているのに対して、工学部の建築科では工学的な観点を中心として教育が行われているという違いがあります。具体的には、芸大・美大では4年間が設計課題の制作を中心に履修します。工学部でも設計課題は出題されますが、中心となるのは座学(授業)です。

大学で得られる資格に違いはありますか?

ありません。日本ではすべての建築科、建築学科では、卒業時に2級建築士試験の受験資格が与えられることになっています。これは逆に言えば、大学を問わず教育内容についての基準が設けられていると言うことです。1級建築士についても同様で、こちらは建築・土木課程を卒業し、さらに2年以上の実務を経ることで受験資格が得られます。

これまで実技制作の経験がありません。1年間の対策で受験に間に合いますか?

間に合います。当科で合格を果たしているほとんどの学生は、それまで実技経験のない現役生です。3年生の春から実技対策を始めれば充分に間に合います。また、志望の大学(専攻)によっては講習主体の実技対策で準備可能な場合もあります。詳細はお問い合わせください。

文系です。建築科には進めますか?

可能ではあります。建築科を擁する美術大学のほとんどは、共通テストかそれと同等の難易度の学科試験を課しています。中には学科試験が2~3科目という大学もあり、受験科目のみで考えた場合には充分対応可能です。しかし、大学、ひいては社会に出たあとも基礎的な物理の知識は必須のものとなりますから、受験の機会を利用して高校のうちからセンターレベルでの物理・数学を修めておくことが望ましいです。

芸術学専攻

東京芸大の芸術学科を受験するにあたって、共通テストの点数はどれくらい必要なのでしょうか?

年によって変動はありますが、傾向としては9割がボーダーラインと考えられています。

芸術学科を受験するのに、美術に関する知識は必要ですか?

教科書に載っている文化史の知識以上を求められることはあまりありませんが、推薦図書を読んだり、美術館に積極的に行くなどして観察眼を養い、見聞を広めることはプラスになると思います。

芸術学科では、どのようなことを学ぶのですか?

一例として東京芸大を挙げますと、1・2年次には芸術に関する基本的な知識を身につけるため、美術史概説、美学概論などを学ぶほか、油画、日本画、彫刻などの実技系の実習も課されます。3年次からは特別講義・演習を受講し、各々の専門分野を高めます。

芸術学科を卒業したら、どのような職業に就くことができるのですか?

学芸員(キュレーター)や研究員、教員になるほか、出版社や新聞社、テレビ局、各種文化財団に就職するなど、さまざまな進路があります。

先端芸術表現専攻

先端芸術表現科では「なんでもできる」というのは本当ですか?

本当です。ただし「現代アートのルール」を知った上で行うことが求められます。「なんでもあり」という状況を生み出した現代アートに対して、あなたなりにどんなアプローチができるか。それを自覚する必要があることは知っておいてください。

授業内容はどのようなものですか?

基本的には個別指導です。けれど、興味の対象、制作の方向性が異なる学生が集まることで、それぞれが新たな可能性に気づく場面が数多くあります。コミュニケーションを通し、「個人と集団」のあり方を考えて制作するという経験は非常に大切です。

合格するためには何が必要ですか?

作品制作と、考えて言葉にすることの両立だと思います。初めは「楽しい」という感覚的な制作姿勢で良いのですが、最終的には自分の作品の特質を、聞き手が納得できるように説明しなければなりません。明確なプレゼンテーションが求められることは、先端芸術表現科受験の特色であり、独特の難しさです。

映像専攻

ひと口に映像科といっても色々種類があるようですが?

写真/映画/アニメーション/CG/ビデオインスタレーション…映像にはさまざまな形態があります。近年では大学の専攻も細分化され、それに伴い試験方法も多様になりました。当専攻では、学生各自のめざすものをふまえた入試対策を行い、一人ひとりの志望に合わせて指導していきます。

映像系学科の大学卒業後の進路はどういったものがありますか?

就職先としては映像やウェブの制作会社、写真スタジオなどが挙げられます。職種では、ディレクター/フォトグラファー/CGデザイナー/アニメーターなどとして、テレビ/CM/ミュージックビデオに携わったり、作家として自主制作を続け、映画やビデオ作品を制作する人もいます。

志望大学の試験が小論文だけ、あるいは実技だけなので必要な科目を集中して対策したいのですが?

映像系学科・専攻でも大学によって、あるいはA.O/推薦/一般の入試方式によって試験内容も変わってきます。当専攻では、学生各自の力が最も良く発揮できるような受験形態をアドバイスし、一人ひとりの志望に合わせて対策指導をしていきます。

総合美術専攻

まだはっきりとは志望校が決まっていませんがそれでも始められますか? またいつから始めるべきでしょうか?

美術全般に共通する基礎から学んでいく専攻ですので、志望校ややりたいことが決まっていなくても大丈夫です。進路を決めるための分野・大学紹介なども行いながら、それぞれに合った志望を一緒に考えていきます。始める時期としては、美大・芸大を目指すなら少しでも早く実技に取り組んだ方が良いと思いますが、進路決定に時間がかかったり、クラブ活動との兼ね合いなどでスタートが遅れる人も数多くいますので、どんな時期でも一人ひとりにきちんと対応します。

推薦入試を受けようと思っていますが、内容やスケジュールなどの融通は利きますか?

推薦入試にはいくつかの形式があり、時期や試験内容も様々ですが、可能な限り要望に応じます。その中でデッサンなどの実技試験がある入試については、それぞれの志望校に合わせて通常授業とは別に個々のカリキュラムを作成し、対策をしています。

講習はどのようなかたちで受けるのでしょうか?

事前に面談やアンケートを通して個別カリキュラムを作成します。志望校の入試内容に即するばかりでなく、その時期の自身の状況によりベストなかたちを検討します。

教育系の実技入試はどのくらいのレベルが求められますか?

大学や専攻にもよりますが、デッサンであればごく基本的な基礎事項(構図・プロポーション、空間感、調子・質感など)を理解しバランスよく実践されているかどうかです。その他の課題も短時間で行われるものは上記と同様ですが、4~5時間位かける場合はそれなりの作業密度も欲しいところです。総じて専門美大で求められるような特別に磨かれた技術や感性というよりは、教科書的なレベル設定である分、しっかり身についているかが肝要です。また一部の試験では、実技というより造形的思考と見識による構想力をみるものがあり、一般実技と比べ幾分は短期間での対応・習得も可能です。ただし、多少なり専門的な思考プロセスと表現のまとめ方に馴染む必要があります。

学科

学科の対策をあまりしてこなかったのですが、河合塾では学科の指導をしてもらえるのでしょうか?

総合受験予備校の河合塾として、「英語」「国語」について、美大学科入試や共通テストに精通した実力派講師が、授業による指導のみならず、みなさんの質問にお応えします。入試傾向を徹底的に分析した河合塾オリジナルのテキストを使用して入試対策を行います。また、全国屈指の母集団を誇る河合塾の「全統共通テスト模試」受験によって、みなさんの学科対策の成果を計り、その後の対策の指針を得ることができます。校舎(新宿校・名古屋校)によって学科講座の設置曜日や対象学年が異なりますので、詳細は、各校舎の「学科」紹介内容を参照してください。

基礎専攻【高1・2】

芸大・美大受験の準備は、いつ頃から始めればよいですか?

現役合格をめざすのであれば、高1・2ぐらいで基礎力をつけ、それをベースに高3で入試課題に取り組む流れが理想的です。河合塾美術研究所・基礎専攻高1・2では、デッサンを中心に、各専攻課題を比較しながら受験に必要な基礎力を養い、高3受験専科で入試対策をするためのベースをつくります。

芸大・美大受験に学科はどのぐらい必要ですか?

国公立の大学は、東京芸大デザイン科など専攻によっては、共通テストで7割近く必要であると言われていて、私大(多摩美術大学、武蔵野美術大学など)の一般入試は、総合点500点中200点が、学科(英/国)配点の目安ですので、それなりに高得点が望まれます。ともに基礎的な出題傾向ですので、高2のうちに基礎力を養ってください。

学校の部活が忙しいのですが、両立はできますか?

河合塾美術研究所・基礎専攻では、学校の都合に合わせて授業日を選択することができます。平日は、月~金のうち3日コース、2日デッサンコースと、それぞれの曜日が選べますので、学校と塾の時間を無駄なく効率的に使えます。部活引退後のクラス変更・追加にも柔軟に対応します。

受験専攻の選択で迷っています…

河合塾美術研究所・基礎専攻では、共通デッサン、共通ゼミのほか、さまざまな受験専攻を試す機会を皆さんに提供します。実際に体験し比較する中で、適性を見出せるようカリキュラムを工夫しています。また、受験専攻説明や、トークイベントなどを通して、将来のイメージづくりのお手伝いもします。

どうしたらデッサンが上手くなりますか?

「観察」「比較」「進め方の工夫」「素材の工夫」が基本です。良く対象を見、自分のデッサンと比較する。もちろん、その際のポイントはありますので、まずは河合塾で体験してください。描き進め方の参考作品も充実しています。また、鉛筆の削り方、持ち方が不適切など、初歩的なことでつまずくこともあります。スポーツのように正しいフォームを身につけることも、意外と大切です。

一度選択したクラスは1年間固定ですか?

河合塾美術研究所・基礎専攻では、皆さんの学校の都合や習熟度に応じて、コースを変更・追加することをお勧めします。たとえば、平日2日コースから始めて、土曜コースを追加すれば、計3日で各種専攻課題に取り組めますし、受験専攻が決まれば、各専攻の専科3日コースに移り、高3生とともに授業を受けることも可能です。

年度の途中からでも入塾できますか?

河合塾美術研究所・基礎専攻は、初心者にはいつでも基礎から丁寧に指導します。実技経験の度合いによって、課題の難易度を変え、誰でもスムーズに始められるようカリキュラムを調整し、徐々にレベルの高い課題に挑戦していきます。始めたいと思ったときが、最良のスタートのタイミングです。

志望専攻をもう決めていて、受験対策に早く取り組みたいのですが?

志望専攻が決まっている方は、デッサンや専攻別課題で、一人ひとりの資質や志向に合わせて、進路に沿った対策、指導を行います。また、より専門的に学びたい方は、高2・3年専科コースで、受験生とともに、対策を行います。1・2学期末には保護者面談で、学習状況の共有と進路相談を行い、適正なクラスへの誘導を行います。

基礎専攻【中学】

まったくの初心者でも美術系高校の受験は、可能ですか?

興味があることや好きなことに対して、やり方がわからなくて先に進めないことがたくさんあると思います。特に美術は、用具の使い方や描く姿勢などが自己流だと、どうしても進歩しません。まずは基礎・基本を徹底的にマスターし、応用力に展開させていきましょう。

受験はしないのですが、絵が好きです。それでも教えてもらえますか?

「中学美術コース」をお勧めします。絵が好きという出発点から、さまざまな課題に挑戦し、満足のいく完成作品を何点も制作してみてください。また、学校での宿題、提出作品の相談にものります。絵を描く楽しさを共有しましょう。その中で、将来の美術高校受験、芸大・美大受験に興味を持っていただければ、そのサポートも万全です。

絵の用具はどこでそろえればよいですか?また、何を買えばよいですか?

近くにも、たくさんの画材店はありますが、やはり何を買ってよいかわからなくて、困ると思います。河合塾美術研究所では、長年のノウハウを生かし、さまざまな状況に合わせた画材リストを用意しています。1階の画材店で、講師のアドバイスで購入していただければ、すぐに制作に取りかかれます。

高校受験での実技の準備はいつぐらいから始めたらよいですか?

各美術系の高校は、独自の試験を課していて、それぞれ特色ある入試をしています。河合塾美術研究所では、実技に対して徹底的に指導します。並行して、各高校の夏休みに実施するセミナーに参加してください。また、学科も重要になります。各高校とも、実際よりも学科配点率を高く設定しています。普段の授業や模試を利用して客観的に学力を把握し、成績向上に努めてください。さらに河合塾では、合格者対談や体験授業を実施しています。ぜひ一度相談、見学に来てください。

志望校別の対応をしてもらえますか?

河合塾美術研究所では、これまでの実績を踏まえ、都内にある学校だけではなく、近隣の県の学校の情報も豊富に持っています。さまざまなニーズに対応できるよう、各自の志望校が決定次第、個人別カリキュラムを組みます。たとえば、提出作品のある学校や描く時間の短い学校など、さまざまな入試形態があります。もちろん、推薦、単願、併願など、中学校の先生や家庭で決定しなければならない要素もありますので、入試までの計画は早ければ早いほどよいでしょう。

高校受験での学科と実技の両立を、皆さんはどのようにされているのでしょうか?

河合塾美術研究所では、夏期に、都立高校入試・学科対策の説明会を開催し、入試基本情報や、英・国など各科目の取り組み方についてお伝えしています。実技は当塾で集中的に行い、学科は特に、上の情報などをご参考に、推薦合格可能なボーダーラインを踏まえ、中学校での学習を基本に取り組んでいけば、実技と学科の両立は難しくはないと思います。

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