新宿校先端芸術表現ここはやりたい表現で合格するための場所
必要なのは思考、努力、勇気そして信頼
設置クラス
| 授業日 |
[月・火・水・日] |
月・火・水 9:30~16:30 日 9:30~18:00(日曜日は本科専科合同授業) |
先端芸術表現科を目指すなら
あなたの声はどこにある? 叫べ! 走れ! 作れ!
あなたの本心を自分の言葉で話し、あなたの意志で作品を制作していますか?
「受験は受験だから」と割り切ったふりをして、あなたの願望を黙殺していませんか?
「合格したい」「自分らしくありたい」「他者を尊重したい」「ラクしたい」…
現代社会は葛藤の連続です。みんな葛藤しています。あなたもわたしもあの人も。
諦めないでください。やりたいことを追求、努力して合格する受験にしましょう。
学習のポイント
東京藝術大学・先端芸術表現科とは
通常の美大入試では、特定の表現形式(絵画や立体など)やテーマが課せられますが、先端芸術表現科入試は、自分で表現形式およびテーマを自発的に選択して受験することができます。描写や造形に加え、写真、映像、身体表現、音楽、デジタルメディア、その他、あらゆる方法で自分の追求したいテーマを表現することが可能です。現代アートに興味がある、自分のやりたいことを受験にぶつけたい方に適した学科だと言えます。
一次試験(素描または小論文)
素描と小論文のいずれも「自己と他者の関係性」を考えて表現することが求められます。「自己」も「他者」も固定したものではなく流動的です。自分と他者が共に生きている「社会」に目を向け、その社会も変化し得ることを柔軟に考えた上で、自分を表現する。簡単ではありません。自分の中に表現の根拠を求めつつ、世の中のたくさんの優れた表現を貪欲に取り入れてのトレーニングが求められます。
「個人資料ファイル」
A4ファイル20ページで自分の表現活動を表明するのが「個人資料ファイル」です。内容は、表現活動がはっきりと「作品」になる場合もあれば、人やモノとの関りの記録、メディア探求の過程、将来行いたいプロジェクトだったりと、自由度がかなり高いのが特徴です。一方、自分の表現活動を「画像」と「言葉」によってファイル化するためには、作品制作とはまた別の、広義のコミュニケーション能力が必要です。
二次試験(総合実技試験)
総合実技試験の内容は、与えられたテーマと素材で作品制作し、翌日プレゼンテーションを行うものです。テーマも素材も毎年変更するからこそ、試験の場で一番何を表現したいかが重要になります。自分の表現を限られた素材と時間で、悔いなく出せるか。一年の集大成であり、コミュニケーション能力以上に、伝えたいという気持ちが大事な場です。本当に伝えたいことを伝えられる、先端芸術表現科ならではの試験です。
カリキュラム

設置クラス
| 月曜・火曜・日曜専科 |
[月・火・日] |
月・火 17:30~20:30 日 9:30~18:00(日曜日は本科専科合同授業) |
| 日曜専科 |
[日] |
日 9:30~18:00 |
先端芸術表現科を目指すなら
あなたの声はどこにある? 叫べ! 走れ! 作れ!
あなたの本心を自分の言葉で話し、あなたの意志で作品を制作していますか?
「受験は受験だから」と割り切ったふりをして、あなたの願望を黙殺していませんか?
「合格したい」「自分らしくありたい」「他者を尊重したい」「ラクしたい」…
現代社会は葛藤の連続です。みんな葛藤しています。あなたもわたしもあの人も。
諦めないでください。やりたいことを追求、努力して合格する受験にしましょう。
学習のポイント
東京藝術大学・先端芸術表現科とは
通常の美大入試では、特定の表現形式(絵画や立体など)やテーマが課せられますが、先端芸術表現科入試は、自分で表現形式およびテーマを自発的に選択して受験することができます。描写や造形に加え、写真、映像、身体表現、音楽、デジタルメディア、その他、あらゆる方法で自分の追求したいテーマを表現することが可能です。現代アートに興味がある、自分のやりたいことを受験にぶつけたい方に適した学科だと言えます。
一次試験(素描または小論文)
素描と小論文のいずれも「自己と他者の関係性」を考えて表現することが求められます。「自己」も「他者」も固定したものではなく流動的です。自分と他者が共に生きている「社会」に目を向け、その社会も変化し得ることを柔軟に考えた上で、自分を表現する。簡単ではありません。自分の中に表現の根拠を求めつつ、世の中のたくさんの優れた表現を貪欲に取り入れてのトレーニングが求められます。
「個人資料ファイル」
A4ファイル20ページで自分の表現活動を表明するのが「個人資料ファイル」です。内容は、表現活動がはっきりと「作品」になる場合もあれば、人やモノとの関りの記録、メディア探求の過程、将来行いたいプロジェクトだったりと、自由度がかなり高いのが特徴です。一方、自分の表現活動を「画像」と「言葉」によってファイル化するためには、作品制作とはまた別の、広義のコミュニケーション能力が必要です。
二次試験(総合実技試験)
総合実技試験の内容は、与えられたテーマと素材で作品制作し、翌日プレゼンテーションを行うものです。テーマも素材も毎年変更するからこそ、試験の場で一番何を表現したいかが重要になります。自分の表現を限られた素材と時間で、悔いなく出せるか。一年の集大成であり、コミュニケーション能力以上に、伝えたいという気持ちが大事な場です。本当に伝えたいことを伝えられる、先端芸術表現科ならではの試験です。
カリキュラム

先端芸術表現の生徒作品

原田 岳研 さん 東京・都立白鴎高校
- 高校以前、学校よりもMMOやSNS、メタバースなどの空間に自分の居場所を見つけていて、アバターのような、キャラクターや言葉、動きなどからなる依代を通じた自覚をもって、3DCGのキャラクターアニメーションという形で、映像作品を作っていました。 河合塾に来て、私と身体との関係性について、主にインスタレーションやパフォーマンスを通じて、考えてきました。
- 扱うメディア、作品形態は、パフォーマンス、立体&インスタレーションといった感じで、大きく変わりはなかったと思います。現役時は、風船をまとってエイリアンになったり、他者との関係性を作り替えることや、依代となる別の身体を彫刻して、生命ではない身体、他者との間に生まれる関係性を考えました。が、自己完結な部分が大きいところが課題でした。
浪人期は、変身することで関係性を作り替えるプロセスにあった、儀式にも思える行為や、それを引き起こす装置的な振る舞いを見せるモノの在り方に着目し、そこに他者を巻き込むというやり方で、課題を克服しようとしました。
- デッサンの指導は、厳しかったなあという印象が残っていますが、しっかり向き合ってくれて、膨大なアドバイスをいただき、着実に成長していく階段を用意してくれて、とてもよかったと思います。制作は、自分でも何が良いのかわからない中で、僕の中にある何かきっかけの部分を汲み上げてくれ、僕も僕の中にあって自分で面白いと思えることに気づき、作品を積極的に制作できるような土壌を作ってくれました。作る途中でもたくさん手伝っていただきましたし、作った後にもしっかり講評をいただいて、とてもありがたかったです。
- Q自分で手応えを感じた作品について紹介してください
- 塾展に展示した「自我園(JIGASONO)」というインスタレーション作品です。この作品は、高さ2m40、幅2mの人間の頭(TERUO)を鑑賞者が通るところから始まります。TERUOの口をくぐり抜けると、そこには3DCGで作られた森の映像が投影された空間が広がっています。報告書も作りました。内容は、モキュメンタリー風で、形式とか科学的考証をそれっぽくやって、不気味さとおかしさとまじめさのバランスが良くて、この文章は結構気に入っています。
テーマパークとしてではなく、身体的に没入する感覚と同時に、嘘に気づかせる装置ということを重視していました。TERUOは段ボールで作られていているし、布の縫い目や素材感も見て取れます。投影されている映像も、フォトグラメトリのローポリゴンな森になっていて、3DCGだとすぐにわかる。それでもなぜか、没入するところがある。物語と体験を虚実不明瞭なままに感受した脳で、予備校を出て空とか街並み、通りかかる人をみてほしい。すると、それらが一瞬、作り物に見えるんじゃないか。つまり、鑑賞者に現実の虚構性への想像力を開くことが目的でした。
- SNSは今や「社会」って感じではなくなってしまったかなと思います。特にXは、そもそも誰一人、ただの独り言をしなくなったかなと。誰も素直じゃなくて、取り繕ってる。あるいは、みんなが分身やアバターで代理戦争をしているのかなと思います。ここでいうアバターは、SNSにおけるアイコンや写真、言葉、文字列そのものも、また実際の、顔や衣服、知識や価値観、性格とか交友関係とかもそうです。そういうもので、出会ったり対話したりしている。当人たちは没入してるから気づいていない。メタバースに肯定的なのは、今のところ、VRは長時間つけていると顔も首も痛くなるし、全身フルトラッキングで動かすのは大変でつらいからです。没入はあるようでなく、現実の延長に虚構があり、サマーウォーズとは違うからです。
- 自分の領域で物事に人一倍詳しくて、だれよりも考えていて、何でもできて、仕事もできる。AIよりも賢くて、AIよりは人に媚びない。
- 自分にできる生き方の中で、一番誠実な方法だと思います。
國分 風志 さん 福岡・九州産業大学付属九州高校
- 國分風志(こくぶかざし)東京藝大先端芸術表現科1年生です。福岡県出身。幼少期から大地や風、生活の痕跡や人の気配といった、「日常の緩やかな変化」に敏感であった経験から、我々を取り巻く日常を支える目に見えない構造を作品として立ち上げることで日常の尊さや価値観を再認識させる作品を制作しています。
- まともな美術に出会ったのは高校生時代です。私は地元福岡の美術高校に通っていて、高校では油画、日本画、彫刻など様々な美術に触れることができました。西洋美術史の授業もあったので、古典的なものから現代まで簡単にではありますが網羅的に学習できました。
- 先端を知ったのは、高校の学科紹介の授業があり、そこで紹介されて知りました。表現を固定せず、いろんな表現をしたかったので横断的に美術を学べる先端芸術表現科に決めました。また同時に現代美術という未知の領域に足を踏み入れたかったというのもありました。
- 現役の頃は、芸大や現代美術の雰囲気を1ミリも知らなかったので情報収集から始めました。いろんな本を読んだり、展示に行ったりして学習してました。東京に出てきて一人暮らしをしながら予備校に通うようになってからは、ストイックに表現を探求できる時間が増えたので、ワクワクと不安でいっぱいでした。先端の受験は自己探求が大切になってくるので、自分と向き合う辛さはものすごく感じました。しかし最終的に表現に行き着く時の安心感もあって制作が楽しいと思えました。
- 学生講師の方々や主任の優しくも厳しい言葉をたくさんいただき、成長できたと感じています。考えに自信がなく不安の中、なかなか手を動かさない自分をうまく焦らせていただきました。実践の大切さを実感でき、一度行動することを忘れないように心がけています。いろいろ迷惑をおかけしたにも関わらず最後まで指導していただき感謝の限りです。
- 手応えを感じている作品は塾展で制作した『博多屋台○』です。河合塾にいる期間に制作した作品の中で、一番時間と思考を費やした大きな作品なので思い出深いです。東京という馴染みのない場所に違和感を感じ、地元の空気を持ってきたいというところから始まった作品で、制作してみて改めて自分の興味のあること、好きなことの解像度が一段と増した感覚がありました。今でも振り返ると、その都度気づきのある作品でもあります。
- Q地元九州への思い、そしてなりたい表現者の像を語ってください
- 福岡という土地は、アジアに近いことからいろんな文化や人が入り混じる空間になっています。そのため文化に関心のある人が多い傾向にあります。市や議会では文化施設の建て直し等にすぐお金が出せるシステムがあったり等、政府が文化を大事にする動きを見せている県でもあります。そうした土壌で育ったためか、土地性や文化といったものを身近に感じれる環境にいたので、現在の制作の中での「日常への眼差し」が備わったのではないかと想像しています。アイデンティティを育んでくれた地元を振り返ることが、制作の動機にもつながっています。
土屋 海羽 さん 神奈川・法政大学国際高校
- とても楽しいです。入学前は説明会などでカリキュラムの説明を受けても、実際どのようなことをやるのか不明瞭で少し不安もありました。けれど入学し、授業を受けてみると良い意味で期待を裏切られたように思います。基本的には課題制作の際も放任されていますが、興味を持って質問をすると非常に熱心に回答してくれる先生が多い印象です。個人では触れる機会が無かったような機材や技術を沢山学ぶ事が出来て、制作の幅が広がっています。
- Q土屋さんはどのようにして美術と出会い、先端科を受験しようと思いましたか?
- 祖父が美術大学で教鞭を取っていたこともあり、幼い頃から美術に触れる機会は多かったと思います。元々はデザイン科を受験しようと考えていたのですが、なんとなく自分の肌に合わないと感じていました。高三の春にスコットランドの現代美術館を訪れた際、初めて現代美術に触れました。その時、思考し続けながら美術を試み続ける人々の営みに感動し、現代美術を学べる先端芸術表現科を受験しようと考えました。
- 自分自身をモチベートすることや、作品制作等でも苦労しましたが、最も苦労したのはなんだかんだ生活習慣の乱れを正すことだったと思います。もしかすると、現在受験に面している方の中にも(特に浪人生の方)昼夜逆転や睡眠不足、起きるべき時間に起きられない等で悩んでいる方がいるかもしれません。睡眠不足で対策を受講し、思うように筆が進まず、自己嫌悪に陥り、その晩眠れなくなる…といった悪循環を断ち切ることに非常に苦労しました。
- Q「これが自分のやりたいことかも」と手応えを感じた作品を紹介してください
- 自分が制作した作品の中で特に印象的なのは、公園にパンダのオブジェを置き去りにして、その様子を隠しカメラで観察した作品です。それまでもゲリラ的なパフォーマンスや神出鬼没な作品を制作する事に非常に興味はあったのですが、中々勇気が出ず二の足を踏んでいました。講師の方々の応援もあり、実行に移した事で初めて世界と対峙するような経験が出来たと思います。それまで勝手に自分に課していた、道徳的で寛容な人間であろうとする呪縛から解放された出来事でした。
- Q河合塾はどうでしたか? 講師に言われたことで覚えていることは?
- 河合塾は、試験の演習こそ他塾に比べると少ないですが、指導熱心な講師の方々による、本気の課題が日々配布されます。合格不合格以前に、その人がどんなアーティストになっていくかという事について真剣に考えて下さる講師の方が多く、単純な受験対策以上に大きな学びを得られる場所です。講師に言われた言葉で特に印象に残っているのは、「ホラー映画を見ないから(現役時の)受験に落ちたんや!」という、非常にホラーな一言です。その後、必死に「恐怖」について勉強したことで、自身の作品に対する理解が深まり、合格に至れた部分もあると感じています。実は非常に的確なアドバイスだったのかもしれないと今では思っています。
- 先端受験を決めた時、正解もなく方法論も分からないまま、何を頑張っているかもよく分からず対策を進める事になるかもしれません。おそらく本当に重要なのは、講師の言う事でも参考作品でもなく、自身が制作した作品をどれだけ自分で面白がれるかどうかです。自分の作品の魅力を自信を持ってプレゼン出来るようになる事が、受験の合格に一番繋がるのではないかと思います。
- 映画『猿の惑星』リブート版三部作(創世記、新世紀、聖戦記)を皆さん見てください。どんな時でも、きっと今抱えている悩みの解決の糸口になると思います。蛇足ですが、世界で一番毛深い動物は実はラッコです。
