新宿校｢History KJ展｣

河合塾美術研究所では、芸大美大受験対策を、アーティスト・デザイナーになるための基礎教育と位置づけ、実践対策の前、2学期の初めにその集大成である塾生自由制作展を行ってきました。1999年より、その意義をさらに先鋭化し、内外鑑賞者の投票によるコンクール形式とし、合同講評会で作品について語り合い、成果を公開するアートイベント、KJ(Kawaijuku) Championship展として発展させてきています。

本展は、2010年度KJ Championship展を前にして、これまでの記録写真から、制作準備風景、展示風景、イベント風景などを抜粋し、KJ展の歴史を、臨場感を持って再現、再構成しようと試みたものです。また、最近2年のChampionship受賞者の作品とインタビューをビデオ上映し、大学生になった今、いかに KJ が大切であったかのメッセージを併せて提示します。本展を通じて、歴代塾生のポテンシャルと、それを引き出すために河合塾が大切にしている教育理念を、ご理解いただければ幸いです。