河合塾 美術研究所新宿校 入塾パンフレット
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57映像専攻 これまでに映像をつくったことがない、絵を描いたことがない、という人も大丈夫。それよりも大切なことは、自分の好きなこと、興味の持てることに向かっていく姿勢です。数学でもスポーツでもなにかのマニアでも、本当に好きなものすべてが映像をつくる力になります。映像表現が持つ多様性を楽しみながら、自分の世界を照らし出しましょう。観て、考えて、見つけて、好きなものをつくる映像表現に不可欠な観察力と考察力の基礎を、日常レベルで意識しながら身につけ、各自の趣向を作品づくりに盛り込みながら、一人一人の入試に対する向き合い方を明確にして制作していきます。どう観るかどう伝えるか短編映像作品を題材に、解説、意見交換を行い、構造や技法、編集など多角的に分解、批評的な視点を養います。また、塾生自らがお気に入りの作品を紹介するなど、能動的なプレゼンテーションの場も設けます。CURRICULUM夏期講習冬期講習3学期・直前講習過去の入試問題を分析し、求められる基本を理解していきます。漠然と観ていた映像作品を、一歩踏み込んで鑑賞、批評します。基礎的な課題を通して、幅広い考え方と作り方に触れ、作品にすべき題材や趣向、自分に合った表現を模索します。実践的な課題で各自の方向性、作品精度を向上させます。技法や構造に焦点を当てた少し実験的な写真作品やアニメーション作品を制作します(予定)。これまでの思考や方法を応用、展開、リメイクして、客観的でブレない作風を確立します。試験当日に向け、自らの表現を完成させます。3学期は1月中旬で終了します。1学期2学期小論文×感覚テスト小論文と感覚テスト、二つの科目を中心に対策を行います。どちらも全く経験のない方でも基礎から学べます。小論文 ● 映像と言葉をとりまくさまざまな分野の講義、課題を掘り下げるディスカッション、詳細な個別指導と全体講評を実施します。感覚テスト ● シナリオハンティング(空間の特性を使って作品を構築する手法)を軸に、描画表現、文章構成、画面レイアウトを学習します。

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