河合塾 美術研究所新宿校 入塾パンフレット
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47先端芸術表現専攻 出身地、名古屋。一浪。三つ上の兄がいます。兄は芸大のピアノ科で今は一緒に暮らしてます。A型みずがめ座。おれの好きなもの、ギター(白のフェンダーストラトキャスター)、citizenの腕時計(カーキ色)、ストライプのシャツ(ユニクロ、古い)、紺にベージュのラインが入ったレインコート(ユニクロ、母親が昔着てたやつ)、コンバースジャックパーセル(緑)、数々のTシャツ(主にユニロ、GU)、ジーンズ(ユニクロ)、レコード(ストロークス、リバティーンズ)、好きな時間、深夜に音楽を作ったり作品を作ったり落書きしている時、彼女に料理してる時。受験を何かに例えると?宇宙旅行、どこかに向かっているけどそれがどこかは分からないというか、自転してるけどなんで自転してるのかは分からないというか、先端受かってからも同じですね遠方からの通学はいかがでした?週の5日は名古屋、2日は東京といった感じで過ごしていて、夜行バスに乗る2日はホームレスな状態で、深夜バイトしていたこともあり浮遊感がすごかったです。常に狭間にいる感覚というか、今は少しその日々が羨ましかったり。松田先生に初めて会って話した時の「通っちゃいましょう」の一言が今思えば全てだったような。浪人ていかがだった?現役の時は普通大学受けてたんで、アート作品なんて作ろうとしたこともない状態からいきなりこっちの世界に迷い込んで、僕こそまさに“浪”人だったと思います。この時がおれのターニングポイント、これがあったからこそみたいなのあります?色々思いつきますが、やっぱり島へ行き感動する→ゴムホースでオブジェクトを作る→松田さんにボロクソ言われる→悲しむ→ゴムホースの進化形?としてタイヤでオブジェクト作る→KJの展示前日になぜかそれをバラバラにする→わけのわからん感情になりながらタイヤと格闘しなんとか完成する→KJで賞をもらうの流れですかね。あとデッサン受かっちゃった時ですかね、人に評価されるのって大事ですね。ぶっちゃけた話すると、最初から最後まで恋の季節でしたね。 [愛知・市立菊里高校]東京芸術大学 先端芸術表現科合格者インタビュー出身地、山形県。現役です。真面目系クズで、基本的に世界を呪ってます。三つ上の兄が一人います。血液型O型、てんびん座。どうして先端を目指そうと思ったのかね?美術系の大学に行きたいと漠然と思っていて、その中で先端がとても間口の広い学科に思えたからです。なんでもありの先端、と思っていましたがあくまで美術大学の一学科、自分の表現領域についても語れない上に、美術の文脈や現代アートの先行作品も全く知らず受験を考えていた自分がいかに甘いか思い知りました。山形からの受験、どうだった?田舎には美術大学の受験者が少なく、学校の先生に聞いても対策の仕方が分からず、理解もなかなか得られないため、ギリギリまで一般大学を受験する周りと同佐々木りな名前は八木幣二郎です。性別は男です。出身地は東京都大田区です。歳は18歳です。現役です。周りからはよくお茶目で弟キャラって感じで扱われてます。自分では意地っ張りだと思ってます。兄弟は3人兄弟で1番上に5歳離れた兄がいて、3歳離れた姉がいます。末っ子です。血液型はB型です。星座は水瓶座です。好きな食べ物はチーズです。好きな時間は三四郎のラジオを聴くことです。受かるための秘策!デッサンはそれなりの描写力はあった方がいいと思います。あまり責めた構図にしないで淡々とこなすと一次は通りやすいです。本番では課題に翻弄されて焦ることもありますが、一回落ち着いてしっかり10分間はエスキースを取って今まで描いてきたとおりに自分を信じて描いたほうがいいです。デッサンは数をこなして形を理解していくことが大切です。作品作りにも絶対繋がってくるのでつまらないと思ってても楽しくなる時があるので頑張ってやっていくことが大切です。○作品は常に作りましょう…自分と作品について見つめるいい機会なので、とことんやることが大事です。○わかりやすく作る…文字は何回も噛み砕いて描きましょう。目を引くデザインは大事です。アートのカタログなどを見てレイアウトの研究はしましょう。○本気のアートへの思いやら受かりたい思いのアツさを伝えましょう。色々言いましたが結局、最後は気持ちです。 [東京・都立総合芸術高校 現役合格]八木幣二郎柴垣竜平じように受験用の授業や課題をこなさなければいけなくて、なかなか先端受験に向けて自分のモチベーションが上げられませんでした。あと、受験ギリギリの精神的にも肉体的にも疲労が溜まっている時期に、住み慣れた自宅に帰れないというのはなかなか辛かったです。受験勉強や河合塾美術研究所、どうでしたか!受験勉強というより、河合では仲間や先生と関わりながら自分の制作や内面と向き合う中で、人間らしく生きていくための術を教えて貰った気がします。先生方が一貫して、“受験対策”という形ではなく、「私が生きていく中でどう関わっていくか」という意識で美術や先端のことを考えられるような教え方をしてくれたので、その点河合で本当に良かったと思います。佐々木りなは女優になるんですか?先端に入って演劇について考えるのは、演る側よりも作る側として自分は何がしたいのか、ということです。演劇は、常に意味を持って自分の身体を動かし、音や光がその空間を満たす、というだけでも既に非日常で、レベルに問わず何かしらのエネルギーを自分たちは起こしているような気になってしまいます。高校の時のように、舞台に立ってその時間に熱中することが好きなだけでは、ただの自己満足として終わってしまうと思いました。先端に在籍し、「作る」ということが身近な今、舞台に乗る側としてではなく舞台を作る側として、ナマの媒体である演劇を使って具体的に自分が何をしたいのかを改めて考える局面に来ています。 [山形・県立山形東高校 現役合格]未完:明日ご提出します。

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